出版社内容情報
【経済思想史から現代を見る】経済学という用語の変遷,市場理論,道徳と経済との関連づけ,民間市場への国家介入の問題等,問題領域ごとに思想の歴史的な変遷を描く。
内容説明
現代的課題とのかかわりの中で経済思想の歴史を学ぶために、初学者の視点から幾つかの問題別に思想の変遷を描きだすユニークな入門書。
目次
序章 なぜいま経済思想史か
第1章 経済学の意味とその変遷―ポリティカル・エコノミーとエコノミクス
第2章 近代科学と経済学
第3章 道徳と経済
第4章 価格と所得
第5章 市場と貨幣
第6章 産業構造の変化
第7章 市場と国家
第8章 帝国と植民地
第9章 自由主義と資本主義
第10章 社会主義と資本主義
終章 現代批判の想源としての経済思想史