内容説明
独裁者ネ・ウィン将軍とは何者か。記者として新聞経営者として、また不屈の亡命者として自由の回復を求めつづける老ジャーナリストの回想は、アウン・サン・スーチー女史に代表されるビルマ民主化闘争に新しい光を投げかける。
目次
序章 軍部はいかに新聞を操ったか
第１章 ビルマの新聞創世記
第２章 真の新聞を目指して
第３章 軍事独裁下の報道
第４章 投獄と転向
第５章 ネ・ウィン将軍と私
終章 新たな出発
補章 軍部の経済支配
感想・レビュー
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可兒
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いわゆる羽織ゴロという輩は、自分の放った嫌味を他人が理解できない時には遠慮なくあざ笑うくせに、他人の放った嫌味を自分が理解できない時は相手の妄言で片付けるらしい。別にこの本の著者がそうだと言うわけではないが、そのへん軍部と半歩しか変わらないと実感させられる。それはそれとして、「人民」や「階級」の語が頻出する翻訳に違和感2010/01/19
