内容説明
ぼくは、おとなと子どもの歳の差はほとんど無いと思っている。一個の人間としての命は長くても百何歳。ところが、人間に至るまでの命の歴史は、今人間が知り得る限り、ざっと50億年。この長いこと、重いこと。だから、子どもにおとなだぞ、と威張ってみてもしかたがない。いっしょにこの刹那をだいじな命の分だけ生き合うしかない。未来のためにも。こんな思いを、ちょっとむかしの姿を借りて絵本に描いてみた。おとな子ども人間として。
ぼくは、おとなと子どもの歳の差はほとんど無いと思っている。一個の人間としての命は長くても百何歳。ところが、人間に至るまでの命の歴史は、今人間が知り得る限り、ざっと50億年。この長いこと、重いこと。だから、子どもにおとなだぞ、と威張ってみてもしかたがない。いっしょにこの刹那をだいじな命の分だけ生き合うしかない。未来のためにも。こんな思いを、ちょっとむかしの姿を借りて絵本に描いてみた。おとな子ども人間として。