内容説明
命を賭して唐土に渡り、学問あるいは修行に若き命を輝かせた多くの留学生や学問僧がいた―時を超え、彼らの実像が蘇る。写真入りでたどる「遣唐使ゆかりの地」詳細な「語釈」も加わり、第一級の遣唐使研究本として再登場。
目次
夢とあこがれの都“長安”
華やかなり“長安”の春
遣唐使を概観する
初期の遣唐使
第七次遣唐使と則天武后
第八次の発遣 波涛をこえて
阿倍仲麻呂、留学生に推挙
帰国定めて何れの年ぞ
玄宗と楊貴妃
好去好来の歌〔ほか〕
著者等紹介
大原正義[オオハラマサヨシ]
1944年大阪市生まれ。関西学院大学文学部卒業。元大阪薫英女子短期大学助教授。現在、箕面学園福祉保育専門学校保育科学科長。茨木市立生涯学習センター教養講座講師。東アジア比較文化国際会議、鷹陵史学会、日本山岳修験学会会員。遣唐使に関する研究論文、講演多数。第40回コスモス文学新人賞受賞。平成19年度大阪府私学教育功労者知事表彰を受ける。文芸同人雑誌『日曜作家』主宰。文学修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。