内容説明
時は天正十年。少年シェイクスピアが、暗殺を逃れた女王エリザベスとともにけむり馬に乗って瞬間移動した先は、日本の戦国時代、本能寺が焼け落ちる直前…信長の導きで、襲いかかる刀より逃がれたふたりの運命は？乱世を舞台に、少女阿国と少年シェイクスピアの淡い恋の行方は…？河原に燃え上がる炎を背景に、息を呑むクライマックス。講談社児童文学新人賞受賞作家が奏でる幻と史実の世界。
著者等紹介
小川英子［オガワヒデコ］
１９５０年新潟県糸魚川市生まれ。二松学舎大学文学部を卒業。都筑道夫の推理小説作法講座で学ぶ。１９９１年に「雲の子水の子」でフェリシモ童話大賞優秀賞。１９９３年に「ピアニャン」で講談社児童文学新人賞を受賞し、児童文学の道に進む（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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miolk
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時空を超えた、大人の恋と幼い恋の物語。 "少年シェイクスピアが、暗殺を逃れた女王エリザベスとともに、日本の戦国時代、本能寺が焼け落ちる直前にワープして…" という設定にすごく期待したけど、思ったほど両者の関わるシーンが多くなかった。 戦の後に、戦国時代の庶民とイングランドの踊りを踊るところはすごく良かった。 2012/03/28
にしき よう
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少年シェイクスピアがエリザベス女王と時空を超えて織田信長・明智光秀・少女の出雲阿国に会ってしまうというファンタジー。小編だけど意外と辻褄があっておもしろかった。 少年シェイクスピアの成長とかはあまり感じられなかったけれど、エリザベス女王が自分の恋に一人決着をつける場面はちょっとぐっときた。2011/05/31
mimi
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史実を絡めた興味深いファンタジー2010/09/08
