内容説明
現と幽、生と死、日常と非日常、といった境界領域にて立ち現れる力。その力に触れるとき、アメノウズメやヤマトタケルは「あそび」をするブジンとなる。
目次
1 序章
2 天宇受売命のパフォーマンス
3 『古事記』におけるタチ
4 女装した武人―倭建命と花郎
5 鎮魂呪術の根源としての“あそび”
6 「武」と「舞」の根源としての“あそび”
補稿1 「武」の「立ち合う」を考える
補稿2 「武」における「わざ」の伝承を考える
著者等紹介
瀧元誠樹[タキモトセイキ]
札幌大学文化学部講師。日本武術研究所、全日本体道連盟事務局長。1969年生まれ。栃木県出身。奈良教育大学大学院修士課程修了(教育学修士)。日本体育大学大学院博士後期課程修了(体育科学博士)。専門はスポーツ史、身体文化論、空手、古武術。藤谷派糸東流拳法空手道教士6段、準師範。体道達士7段、師範(日本伝天心古流拳法・捕手術・杖術、浅山一伝流体術、神伝不動流体術、本体高木楊心流柔術、拳法図、半棒術、ほか修得)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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