内容説明
「児島高徳非在説」を徹底論破。高徳の周辺から古代・中世の歴史の謎に迫る。アメノヒボコは倭のタバナ国に生まれ新羅四代王に着任した「脱解王」の血流か。タジマモリ、タジマヒタカはヒボコの四代の後裔ではなく男(むすこ)。神功皇后はタジマヒタカの子孫。系図改ざんの背景は?神功皇后新羅渡海の真相は?応神生誕の真相は?なぜ闇に秘められたか?飛騨の「たたる墓」の仁徳実兄「額田大中彦」の白骨が語るものは?封印された日本誕生史のキーポイントにメス。
目次
第1章 児島高徳実在論(児島高徳抹殺論の実際;高徳の実在の証明;児島高徳略伝)
第2章 アメノヒボコと後裔の研究(神武は実在、東征は史実;ヒミコの出自―徐福の血流か;古墳にみる天日槍とその後裔;『古事記』と『日本書紀』のヒボコの関係記録 ほか)
特別寄稿 致命的根本誤説に立脚の史家に問う(伊藤太文)
著者等紹介
鳥海ヤエ子[トリウミヤエコ]
旧姓三宅。昭和10年(1935)栃木県宇都宮市に生まれる。文部省図書館職員養成所(現、筑波大学図書館情報学群)卒。古書店鳥海書房役員。昭和61年(1986)曽祖母の実家に伝わる三宅氏の家系図入手。以来、15年、研究に没頭
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