内容説明
戦中も戦後も現代も日本国家の中枢部に深遠な思索力が欠如…何故か。産業科学技術者が目撃した軍国日本の裏面史。
目次
日米開戦まで―敗戦日記抄
真崎大将無残
連隊旗綺譚
原子力こと始めの頃
著者等紹介
松本政吉[マツモトマサキチ]
1914年栃木県大田原町(現大田原市)に生まれる。大田原中(現県立大田原高校)を経て、1932年旧第四高等学校入学。1938年旧東京帝国大学工学部機械工学科卒。日立製作所に入社。予備学生として海軍航空隊に入隊。予備機関少尉、後、館山の海軍航空隊に入隊。1956年初代原子力課長。1957年同部長。1970年本社勤務となり原子力事業本部長。1976年技師長となる。理事、特別嘱託を経て、現名誉嘱託。日本機械学会動力エネルギー部門功績賞受賞。大河内賞、科学技術長官賞、等受賞。同人誌『青灯』『游』同人。東京都港区在住
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