八十歳の遺言―困ったときの女の知恵

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794703422
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

大正九年生まれの私は、八十歳を迎えました。健康で恙なくと書きたいのですが、両膝関節機能障害で、身体障害者手帳の所有者に―。介護保険の認定結果では、要支援と決定され、内科の診断では心不全と、まさに満身創痍なのです。気力だけは負けまいと思っても、あまり長生きは望めそうもありません。かろうじて脳軟化を食い止めている内に、日頃の考えを思うままに書いてみたくなりました。最後だから、品性豊かな格好良いエッセイ集を出したいと思ったのですが、元来、本音を上手に包むことが苦手で心の内をさらけ出してしまい、結局、このような形になってしまいました。私の周囲の方々を(名前は伏せましたが)実例として書かせて頂いたことは、お許し願います。

目次

第1章 過去を振り返り今後を考える(大正生まれの私たち;子孫繁栄論議;男系家族と女系家族 ほか)
第2章 今昔 生活の中から(未亡人適齢期;商戦と闘う毎日;昔からの友達と中年後の友達 ほか)
第3章 八十歳になれば(身辺整理とは難しいもの;死後の世界とは)
第4章 人生の末期を考える(高齢者サービスを受けて;脳外科病棟;延命治療は反対 ほか)

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