出版社内容情報
老人はたった1人で漁に出た。このところ、何も釣れない日がずっと続いていた。それでも彼はくじけず、大物に狙いを定めて、誰よりも遠くまで小舟を漕いでいく。執念の末、ようやく餌に食いついてきた獲物は、彼がこれまで見たこともないほど巨大な魚だった…。
老人と大魚との死闘を通じて、老いの孤独、自然の厳しさを簡潔な文体で描いたヘミングウェイの代表作がシンプルな英語とCD付 日本語の対訳で楽しめる。
内容説明
世界の各著や偉人伝を、コンパクトにまとめた読みやすい英文とその日本語訳で展開。読み進めるうちに、世界の英知が身に付き、英語の読解力・リスニング力もアップします。スピーキングやライティングに役立つ表現や重要語彙を抽出し、解説します。各ページの下欄に重要語句・表現のワードリストが付いているので、気になる語彙もその場で確認できます。本文の英文はアメリカの言語学者の指揮のもとMP3音声をCD‐ROMに収録。
著者等紹介
ヘミングウェイ,アーネスト[ヘミングウェイ,アーネスト] [Hemingway,Ernest]
1899‐1961。アメリカ、イリノイ州生まれ。第一次世界大戦に従軍、その後スペイン内戦、第二次世界大戦にも従軍記者として参加。ヨーロッパ、アフリカ、キューバなどに滞在、生涯を通じて釣りや狩猟に熱中し、戦争や狩猟で得た自らの体験を小説の題材にした。代表作として『日はまた昇る』『武器よさらば』など。1954年ノーベル文学賞受賞
ケルツ,ローランド[ケルツ,ローランド] [Kelts,Roland]
東京とニューヨークを拠点とする作家、編集者、講師。日本の現代文化を世界中に紹介し、ニューヨーク大学や東京大学など、日米の数多くの大学で講義を行う。日米欧のメディアで執筆し、主な媒体に『ザ・ニューヨーカー』、『ニューヨーク・タイムズ』、『ガーディアン』、『ジャパン・タイムズ』他がある。2017年ハーバード大学のニーマン・フェローシップ(ジャーナリズム部門)を受賞
牛原眞弓[ウシハラマユミ]
神戸大学文学部西洋比較文学科卒業。翻訳家を志して藤岡啓介氏に師事
山本裕也[ヤマモトユウヤ]
福島県生まれ。青山学院大学教育人間科学部を卒業後、英国バーミンガム大学大学院で「外国語としての英語教授法」(TEFL)修士課程を修了。帰国後に麹町学園女子中学校高等学校で5年間教諭として勤務。英語4技能を育成する授業を展開し、英検等で大きな実績を残す。2022年夏より、ニューヨーク州立大学バッファロー校の博士課程に進学予定。専門は教師教育、英語教育における批判的思考力の育成。また実用英語技能検定1級を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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