内容説明
１９６３年１１月２２日、パレードを見守る多くのアメリカ国民の前で凶弾に倒れた第３５代大統領ジョン・Ｆ．ケネディ。２年数ヵ月という短い大統領就任期間に、彼がアメリカ国民に遺したものは何か？人種差別の廃止や社会的弱者の救済、キューバ危機の回避やソ連との協調外交、そして宇宙開発計画など、アメリカ史上最年少の大統領の姿は、いまでも世界中の人々の心に深く刻まれている。
目次
１ Ｔｈｅ Ｋｅｎｎｅｄｙｓ ａｎｄ ｔｈｅ Ｆｉｔｚｇｅｒａｌｄｓ
２ Ｃｈｉｌｄｈｏｏｄ ａｎｄ Ｙｏｕｔｈ
３ Ｗａｒ
４ Ｐｏｌｉｔｉｃｓ
５ Ｔｈｅ Ｐｒｅｓｉｄｅｎｃｙ
６ Ｉｎ ｔｈｅ Ｗｈｉｔｅ Ｈｏｕｓｅ
７ Ｐｒｅｓｉｄｅｎｔ Ｋｅｎｎｅｄｙ’ｓ Ｆｏｒｅｉｇｎ Ｐｏｌｉｃｙ
８ Ｔｈｅ Ｅｎｄ
９ Ｔｈｅ Ｌｅｇａｃｙ ｏｆ Ｐｒｅｓｉｄｅｎｔ Ｊｏｈｎ Ｆ．Ｋｅｎｎｅｄｙ
著者等紹介
寺沢美紀［テラサワミキ］
米プリンストン大学卒業。ヨーロッパ文化、およびロマンス諸語を専攻する。フランスではＩｎｓｔｉｔｕｔ ｄ’´Ｅｔｕｄｅｓ Ｆｒａｎｃａｉｓｅｓ ｄ’Ａｖｉｇｎｏｎで学び、エックス・アン・プロヴァンスにあるＦｏｎｄａｔｉｏｎ Ｓａｉｎｔ‐Ｊｏｈｎ Ｐｅｒｓｅで翻訳家として働く。現在は夫と共にカリフォルニアに在住。教育系出版社で編集を務める傍ら、フリーランスの翻訳家として活躍している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Tadashi_N
20
任期は短いが人気のあった大統領。男女関係は意外にだらしない。2019/11/08
Prince of Scotch
12
合衆国第35代大統領 ジョン・F・ケネディ。大統領になって以降のハナシは、メディア等で何度となく取り上げられて周知だが、出生から1946年に下院議員に当選するまでの半生はあまり知らないので興味深かった。ケネディ大統領誕生の背景には父親の影が非常に色濃いと感じた。駐英大使も務めた父ではあるが、その政治キャリアは志半ばで頓挫、息子に「アイルランド系初の大統領」という野望を託したんだろうなぁ。政界父子鷹、物心両面での「援護射撃」がなかなかに凄い。2018/07/26
らっそ
7
結構、スキャンダラスな内容まで書かれていて好感が持てた2017/11/05
あんさん
3
ケネディに持病があったことは知らなかった。彼も相当にしたたかで、そうでなければ大統領にはなれなかったのだろう。そしてアイルランド系カトリックであり、学校等で差別を受けていたことが、長じて民主党員となったこと、また彼のリベラルな政治姿勢に繋がっていったのだろう。米国を理解するうえで、人種問題だけでなく宗派の違いも重要であることが改めて分かった。2014/03/22
aya
2
頑張って読めたのでなんか嬉しい記念。 もっと勉強せねばぁ2017/06/12
