内容説明
1962年以降、軍事政権下にあったミャンマー(旧ビルマ)で、非暴力民主化運動の指導者として活動を続けてきたアウンサンスーチー氏。政府から通算15年にも及ぶ自宅軟禁を受け、愛する夫や子供たちと引き裂かれても、彼女はあくまでも静かにその意思を訴え続けた。妻であり母であった1人の女性がなぜ、ミャンマーの政治の舞台で、このような運命に身を投じることになったのか。彼女がその中でもくじけず訴え続けてきたこと、彼女とその支持者たちによって少しずつ変わり始めたミャンマーの姿。読みやすい英語で分かりやすくお届けします。
著者等紹介
バーデン,タイラー[バーデン,タイラー][Burden,Tyler]
1971年、英国ニューキャッスル生まれ。大学卒業後、チェコで英語教師を務める。1996年に来日し高校・大学などで英語を教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
30
独立の英雄の娘であり、平和の広告塔になっているため、軍も簡単に扱えない。2019/10/18
厩火事
5
ラダーシリーズの英語は読みやすく、伝記物シリーズにはまっています。小学校の頃に伝記物の漫画で扱うような人ではない人が多いので発見が多いです。 スー・チーさんに関しても勉強になる部分が多かったです。2018/11/01
RmB
3
日本とビルマ(ミャンマー)、日本とスーチー女史の関係は思っているより深かった。あまり報道されないミャンマー情勢ですが、もっと関心を持たなければいけないと思いました。2013/05/02
orange21
1
読んだはずなのにつけてなかったな。読みました。スー・チーさん、例外的な名前だということが分かりました。2021/11/01
NANA
1
アウンサンスーチーさんを通した、ミャンマー(ビルマ)の近現代史ともいえる1冊。 概略を知る上では比較的まとまった本だと思う。ただし、あくまで彼女を支持する欧米圏や日本側から描いているということは忘れてはいけないと感じた。2014/11/05
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