内容説明
人間の王子に恋をしたが、そばにいてもその想いを伝えることができなかった悲しい『人魚姫』の物語、「賢い人にしか見えない」という特別な服を手に入れようとした『裸の王様』、おもちゃの兵隊の一途な愛を描いた『錫の兵隊』、そしてあひるの子の素直で美しい心が胸を打つ『みにくいあひるの子』。童話の王様アンデルセンの不朽の名作の中から、日本でもよく知られている代表的な童話4篇を収録。
著者等紹介
アンデルセン,ハンス・クリスチャン[アンデルセン,ハンスクリスチャン][Andersen,Hans Christian]
1805‐1875。デンマークの貧しい靴職人の家に生まれた。有力者の援助を得て、大学を卒業。俳優を夢見てヨーロッパを放浪したのち、多数の童話作品を発表した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アノニマス
9
人魚姫の海の宮殿の描写がとても美しくて完璧には理解出来ていないのが勿体ない気がしてきた。海の中にある人魚姫の姉妹達の花壇とか。結末は分かっているのに散々気があるそぶりを見せておいてこの仕打ちなら王子を刺して海に戻って姉妹達と楽しく過ごしなよと人魚姫に伝えたくなってしまう。ハッピーエンドと断言できるのはみにくいあひるの子だけかもしれない。2023/10/10
ぶどう@低浮上
8
英語多読5冊目、13700語。合計35290語。 アンデルセン名作選。人魚姫など4篇。 全体的に今までの本より少し難易度が高く感じた。 人魚姫は情景が綺麗で、主人公の心理も共感出来た。最後はキリスト教の観点からも解釈が可能だと思う。 他の3編も笑いあり感動ありで楽しめた!2023/09/06
fusarian
6
アンデルセンの童話の中でも特に有名な『人魚姫』、『裸の王様』、『錫の兵隊』、『みにくいあひるの子』の4篇。人魚姫は記憶にあるストーリーより詳細に書かれていると感じる。その分物語に深く没入し、終焉まで飽くことなく楽しめた。もちろん無情なストーリーなのだが、美しい世界観、儚さ、誠実さが絡み合いとても味わい深かった。他の3篇も短いながらも、小さい頃に読んだ絵本よりも描写が細かく、英文で読むことのたのしさを存分に味わえた。2023/07/17
なこ
6
安易なハッピーエンドじゃないところがアンデルセンの物語なんだなと。どの話もなんとなく悲しい気持ちになる。子供達はこの物語を読んでどう感じるんだろう。2022/04/17
なつき
4
ラダーシリーズ『LEVEL1 The Best of Andrsen's Fairy Tales』再読。たぶん、再読。たぶん!! レベル1のやつなんでまあさらっと。なにをしたかったかというと、たぶん英語の学習をしてて、どうにもこうにもなときがあり、原点に立ち返ってみたくなったと。2018/02/22
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