内容説明
ロストジェネレーション(失われた時代)の作家フィッツジェラルドの代表作であり、英語で書かれた20世紀最高の小説とも称されるグレート・ギャツビー。ミステリアスな成金の男ジェイ・ギャツビーと、上流階級に属する若者たちの生活を、新版ではよりストレートで読みやすい現代英語で描写、およそ1世紀前の物語がいきいきとした英語でよみがえります。
著者等紹介
フィッツジェラルド,F.スコット[フィッツジェラルド,F.スコット][Fitzgerald,F.Scott]
1896‐1940。米国ミネソタ州生まれ。「ロスト・ジェネレーション」を代表する作家。陸軍除隊後に完成させた『楽園のこちら側』(1920)で脚光を浴び、時代の寵児と呼ばれる。1925年にはアメリカ文学史に残る不朽の名作『グレート・ギャツビー』を発表。晩年はハリウッドで脚本を手がけるが、心臓発作により44歳の若さでその生涯を閉じた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ずっきん
68
2000headwords.19,980語/3,312,327語 グレート・ギャツビー やっぱフィッツジェラルドは小学生英語で読んだらあかん。2022/10/13
犬こ
19
1900年始めのアメリカ、ギャツビーと彼を取り巻く面々がクールでした。名作と言われるだけありドラマティカルで小説全体の雰囲気がイイ。しかしギャツビーが出てくるたび、レオナルド・ディカプリオの顔がちらちら(笑)映画も見てみよう。2015/07/22
アノニマス
9
ニックとギャッツビーが親友のように語られるのは物語の語り手がニックだからかデイジーの従兄弟で利用価値があると見なされたかそれとも両方かとふと考えてしまう。英語初学者向けに大幅にリライトされているらしいがそれでも結構ボリュームがあり見慣れない単語も多かったので読むのに時間がかかってしまった。「old sport 」という呼び方はそのままになっているのが良い。2024/01/24
いもけんぴ
5
原書が難しくて1ページで挫折したので、簡易版の本書を代わりに読んだ。正直言って、「20世紀最高の小説」とは言い難いと思った。恐らく、村上春樹の作品と同様で、物語を味わうというよりは、文体を味わう作品なのだろう。だから、簡易版ではグレートギャツビーの良さが理解できなかったのではないか。いつか英語力が向上した暁には、原書にチャンレンジしたい。2020/02/15
Sayaka Kamiya
4
(多読2)英語の勉強の為に読み始めたけど、良すぎて読み終わった後に言葉を失った。なんでこの28年間、この名作を読まなかったんだろう。読み終わった後は、なんとも言えない悲しい気持ちになったけど、この作品の中には人間の性が描かれていて人間社会の縮図という感じがした。それに物語の雰囲気もとても好きだった。ちゃんとした原文にいつか挑戦しよう、と思った。2014/12/08
-
- 和書
- あやとり