ラダーシリーズ<br> 緋文字

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ラダーシリーズ
緋文字

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  • サイズ 新書判/ページ数 142p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784794600622
  • NDC分類 837.7
  • Cコード C0082

出版社内容情報

清教徒が移住してきてまだ数十年しか経たないボストンで、町を揺るがす大事件が起きた。ある女性が夫のある身でありながら、父親の分からない子供を生んだのだ。町の人々はこの女性に、姦通を犯した印として、緋色の布で作った adultery (姦通) の頭文字Aを生涯、胸に付けさせることにした。女性は相手の男性の名前を決して明かさず、ひとり罪を背負っていく。戒律の厳しい清教徒の社会で、女性はどのように生きていくのか。近代アメリカ文学史を飾るナサニエル・ホーソンの傑作。

日本語による登場人物の紹介や時代背景の解説も含まれています。

内容説明

清教徒が移住してきてまだ数十年しか経たないボストンで、町を揺るがす大事件が起きた。ある女性が夫のある身でありながら、父親の分からない子供を生んだのだ。町の人々はこの女性に、姦通を犯した印として、緋色の布で作ったadultery(姦通)の頭文字Aを生涯、胸に付けさせることにした。女性は相手の男性の名前を決して明かさず、ひとり罪を背負っていく。戒律の厳しい清教徒の社会で、女性はどのように生きていくのか。近代アメリカ文学史を飾るホーソンの傑作。総単語数20,070語。

著者等紹介

ホーソン,ナサニエル[ホーソン,ナサニエル][Howthorne,Nathaniel]
1804‐1864。アメリカの小説家。マサチューセッツ州セイラム生まれ。4歳で父が亡くなり、母方の実家で育つ。大学卒業後もセイラムに住み小説を書くが、結婚後は生活のために税関に勤める。1850年に発表した『緋文字』の成功後は、『七破風の館』『ブライズデイル・ロマンス』などの長編を書いた。その作品では、植民地におけるピューリタニズムの影響が多く描かれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アノニマス

8
「ミステリー小説の原点」として何かで紹介されていた気がする。それにしてはわりと序盤の方で色々分かってしまう。アメリカでは広く読まれているらしい。ヘスターが非常に芯が強く自立しているためか男性2人の残念さが目立ってしまう。特に庇われていた方にそれだけの価値があったのか疑問に感じる。幼い娘のパールは自由で可愛らしい。2025/03/07

shinobu

2
先が気になって読みすすめてしまった。もう少し当時の歴史背景を学んだ上で、翻訳版を読んでみたい。2019/09/08

通行止め

2
ディムズデイルとチリングワース。結局どっちが旦那でどっちが不倫相手か最後まで読んでも分かんなかった。罪を自分1人で被って、周りから迫害を受けながらも娘のために強く生き抜いていく母の姿に感動。2019/03/16

ミミズク

1
ある女性が夫がある身でありながら父親のわからない子を産み、父親の名を明かさず罪人の印を背負って生きていく。最初とっつきにくい感じだったけれども物語が進むにつれ読むスピードも上がった 2024/03/02

WESTRIVER

0
★★★2014/01/17

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