内容説明
中世インドシナに煌いたクメール文明の華。一千年もの長き間、森が守り続けた世界文化遺産。遺跡の案内と、カンボジアの人・自然・歴史に触れる。
目次
カンボジアとアンコールのひみつ
クメールに出会う
アンコール遺跡あんない
尊顔を撮る
カンボジアと私たちの日本
アンコール時代略年表
著者等紹介
BAKU斉藤[バクサイトウ]
写真家。1948年新潟県生まれ。1985年株式会社スタジオBAKU設立。1994年~2005年日本国政府アンコール遺跡救済チームに参加、尊顔を中心に撮影。1999年にパリのユネスコ本部で開催された「アンコールの神々―BAYON」をはじめ、東京、ニューヨーク、プノンペンなどでアンコール遺跡群の写真展をひらく。2006年カンボジア王国より「サハメトライ・トッパデット級勲章」を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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月をみるもの
8
復習。やっぱ現地行ってきたあとだと、見え方が全然違う。2025/03/15
ウメ
5
今年の夏はアンコール遺跡を見にカンボジアへ。「写真で読む」と言うほどの写真の質、量ともに満たされておらず。カンボジア王国のおおまかな、本当におおまかな(ここ強調)歴史が書かれている。さ、次の本を読むべ。2018/07/22
酔って候う
1
アンコールワットに行く前の予習用に県図書館から借りた本。行く前に読めず復習になってしまった。アンコール遺跡を撮って20年になるカメラマンによる本だが、写真はどれ程多くない。文章の量も少ないので30分ほどで読めた。こんなことなら、旅の前に読めてた。内容は、旅の記念や遺跡の美しさに美いられた人が手元に置くには写真が少ない。正に、旅の予習用。タイトル通り「初めての」人向け。でも、それなら地球の歩き方の方が濃い。編集方針が中途半端?2017/01/10