内容説明
ヘラジカのオーラフは、アイスホッケーをしているときに、こおりがわれて海の中へ。海の底でゆらめくふしぎな光に気づき、サンタクロースともぐってみたら、すばらしい黄金の財宝にみちた、きみょうな海賊の国を発見します。そこでは、200年前から、マックフォーガティ船長が自分の部下とくらしていました。としをとった船長のねがいはただひとつ、夏至の日に、かわがカリカリにやき上がったガチョウを食べて、クリスマスツリーをながめること…。そのためだったら、黄金の財宝がつまった大きな箱をさしだすことでしょう。でも、いったいどうやって、夏にクリスマスをいわうというのでしょう?しかも海の底で。
著者等紹介
クリーゲル,フォルカー[クリーゲル,フォルカー][Kriegel,Volker]
1943年のクリスマスイヴにドイツのダルムシュタットで生まれ、特にジャズ演奏家として有名になった。後年、ディッケンズの翻訳家、フロベールの研究家、著作家、イラストレーター、ラジオドラマ脚本家、ドキュメンタリー映画作家としても活躍し、2003年の夏死去
三浦美紀子[ミウラミキコ]
1952年生まれ。立教大学大学院博士課程修了。日本大学・立教大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
2時ママ
4
次女 小5 ひとり読み。2021/12/17
二条ママ
3
5歳8ヶ月。図書館本。独り読み。2016/12/18
遠い日
0
090307【読書ノート/ひとことメモ】プレゼントがほしい海底の人に......。2009/03/07
そら@真面目にダイエット中
0
ちょっと退屈して、サンタとトナカイのオーラフはアイスホッケーをしていると、うっかり薄くなった氷に乗ってしまい、ドボンと海へ。うっかり落ちたオーラフが見つけたのは、海底深くにあった200年前からいる海賊たちの隠れ家だった?!サンタとオーラフの会話はユーモアたっぷりで、挿絵もなんともユーモアと味のある雰囲気で、楽しめます。2009/12/25
のん@絵本童話専門
0
コミカルでユーモラスな、サンタとトナカイのおはなし。今回は偶然見つけた海底の洞窟。中には沈没船の生き残り海賊たちが。長年楽しみのない彼らに、クリスマスをお届け。サンタとオーラフの出会いを描いた『ヘラジカのオーラフが、サンタクロースと友だちになったわけ』を先に読むのをおすすめしたいです。2022/12/17