内容説明
ヘラジカのオーラフは、アイスホッケーをしているときに、こおりがわれて海の中へ。海の底でゆらめくふしぎな光に気づき、サンタクロースともぐってみたら、すばらしい黄金の財宝にみちた、きみょうな海賊の国を発見します。そこでは、200年前から、マックフォーガティ船長が自分の部下とくらしていました。としをとった船長のねがいはただひとつ、夏至の日に、かわがカリカリにやき上がったガチョウを食べて、クリスマスツリーをながめること…。そのためだったら、黄金の財宝がつまった大きな箱をさしだすことでしょう。でも、いったいどうやって、夏にクリスマスをいわうというのでしょう?しかも海の底で。
著者等紹介
クリーゲル,フォルカー[クリーゲル,フォルカー][Kriegel,Volker]
1943年のクリスマスイヴにドイツのダルムシュタットで生まれ、特にジャズ演奏家として有名になった。後年、ディッケンズの翻訳家、フロベールの研究家、著作家、イラストレーター、ラジオドラマ脚本家、ドキュメンタリー映画作家としても活躍し、2003年の夏死去
三浦美紀子[ミウラミキコ]
1952年生まれ。立教大学大学院博士課程修了。日本大学・立教大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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