内容説明
かたほうのツノしかないヘラジカと、かたほうの目をうしなったサンタクロースが、どのようにして、最高のコンビになったか。2人の「アウトサイダー」をめぐる、すばらしき友情の物語。
著者等紹介
クリーゲル,フォルカー[クリーゲル,フォルカー][Kriegel,Volker]
1943年のクリスマスイヴに、ドイツのダルムシュタットで生まれ、特にジャズ演奏家として有名になった。後年、ディッケンズの翻訳家、フロベールの研究家、著作家、イラストレーター、ラジオドラマ脚本家、ドキュメンタリー映画作家としても活躍し、2003年夏、死去
三浦美紀子[ミウラミキコ]
1952年生まれ。立教大学大学院博士課程修了。日本大学・立教大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ももたろう
15
片方のツノが折れたヘラジカのオーラフと、片眼アイパッチのサンタクロース。ちょっと変わり者のふたりが友達になるまでの温かいお話。ひとりは気楽でいいけどやっぱり友だちがいるって心強い。イラストも少しおふざけ感があってかわいい。2021/12/17
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
ツノが大きすぎるヘラジカのオーラフ、ある日片方のツノが折れてしまった後、片目のサンタクロースと出会います。二人の出会いは友情を深めていくのですが、なかなかユーモアたっぷりで楽しい絵本です。2023/06/02
みー
10
ユーモアがあって、お洒落で楽しい。サンタさん・・・ソリじゃないんだね~。プレゼントも、安いモノを買い求め・・大変なんだね~。ヘラジカ、オーラフも他よりも大きな角のせいで色々大変だ!偶然にして必然に出会った二人。素敵だね。最高のコンビが生まれたね♪是非続編も読みたい。2015/11/20
うっきー
6
片目のサンタと片角のヘラジカが助け合ってという趣旨のストーリーなのに、ギャグ漫画のようなドタバタさが気になって大笑いな絵本でした。ヘラジカの角って万能!!2017/02/06
ぺりぃ
1
「友達になった訳」は言ってしまえば偶然、もしくは運命ですが、友達になってからがいいかも。2011/06/11