内容説明
ウィーンの古生物博物館職員の息子、ヴィリ・アインヴェアツは大よろこび。ミニ・サウルスが新しい展示物として運ばれてきたのです。うれしくてしかたがないヴィリがそっとなでると、ミニ・サウルスのズィンクレア・ゾフォクレスは目を開きました…。
著者等紹介
マイレッカー,フリーデリーケ[マイレッカー,フリーデリーケ][Mayr¨ocker,Friederike]
1924年ウィーン生まれ、1969年まで教職に就く。1956年から詩、散文、舞台脚本、ラジオ劇脚本、児童書を発表。2001年、ゲオルク・ビューヒナー賞受賞。オーストリアの最も著名な作家のひとり
カウフマン,アンゲーリカ[カウフマン,アンゲーリカ][Kaufmann,Angelika]
1935年フィラッハ生まれ。クラクフ美術アカデミー、ウィーン応用芸術大学に学ぶ。長年オーストリアにおける最もすぐれた絵本作家のひとりに数えられている。2004年、『ミニ・サウルス ズィンクレア・ゾフォクレス』で「オーストリアの最も美しい本」賞、2005年「オーストリア児童文学賞」受賞
三浦美紀子[ミウラミキコ]
1952年生まれ。立教大学大学院博士課程修了。日本大学・立教大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mntmt
23
不思議なお話。ミニサウルスの絵が美しい。2016/08/22
gtn
16
ストーリーを思い浮かぶまま描いて、真意を後付けしたような印象。2021/07/14
ふじ
15
博物館大好きな少年が、父が勤める博物館で新しく入った小さな恐竜に触ると…!?とてもファンタジーな逃避行でした。いい雰囲気だけど、本を読み慣れてる子じゃないとちょい難しいかな?2020/04/22
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
『小さな本の大きな世界』 https://bookmeter.com/books/10779963 で紹介されていた本。 博物館の動物に夢中のヴィリ・アインヴェアツ。8歳になったこの日、博物館のズィンクレア・ゾフォクレス・ザーマンテスに触れると、意識不明だったのに目を覚ましました。ヴィリとズィンクレア・ゾフォクレスは二人で走り出し、博物館をあとにします。二人の逃避行の行方は…。2021/01/18
はるるん
1
息子が図書館で選んだけど、結局手をつけず…ちょっと難しかったかな。2018/01/16