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内容説明
これからするお話は、みーんな、ほんとうにあったことです。むかし、むかし、千年もむかしは、電話もパソコンもない、飛行機はもちろん、電車も自動車も、自転車もない。テレビも、ラジオも…。そもそも電気がない。だから、夜はまっくら。どこへでかけるにも、たいていの人は自分の足で歩きました。馬に乗るのは、たいていは武士で、身分の高い人は牛の引く車に乗ったけれど。でも、そのころも、勇気のある元気な男や女たちがいて、うつくしい音楽をきいたり、歌をつくったりしていました。そして、いまよりも、たくさんの神さま、仏さま、鬼や妖怪が、もっとみぢかにいたようです。人が死ぬと、極楽へいけるのか、地獄にいくのか、しんけんに考えていた。これからお話するのは、そんなむかしのふしぎなできごとです。
著者等紹介
沼野正子[ヌマノマサコ]
東京に生まれる。東京芸術大学工芸科を卒業後、フリーのイラストレーターとして活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe@読み聞かせメーター
11
5歳の娘に読み聞かせ。大蛇になった女の話や、大蛇を助けた話。大蛇と言うのは人の友達なのか敵なのか。現代のアニメのように設定が矛盾しないように整理されすぎてしまった時代と異なり、今昔物語は背景となる世界観の受け入れが難しいところはある。でもそこがまたこの時代のお話の魅力でもある。人間の狭い善悪観を超越した存在なのだろう。自然への(怖れでなく)畏れは娘にも忘れないでほしいと思う。2016/02/21
どら母 学校図書館を考える
7
「なんか 怖い話無い?」という小学生に、せめて、これを薦めたい。2016/03/22
カルロス
0
安珍と清姫で知られる道成寺の話が載っている本です。大蛇とおおむかでの話は初めて読みました。昔の人は、むかでにも恐ろしさを感じていたことを考えると、何かいわれがあるのだろうかと気になりました。2015/08/19
ねこだるま
0
お坊さんに恋して大蛇になった娘の話が恐ろしくもあり哀しいお話でした。2014/10/23
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