内容説明
水がすきとおるようにきれいで魚がたくさんとれた湖が、まわりに工場がふえたり人口がふえるにつれて、湖水のよごれになやまされています。しかも湖辺にコンクリートの岸や道路ができて、湖辺に生えていたヨシなどの植物が少なくなるなど豊かな自然がなくなっています。4つの湖をとおして、共通のなやみをさぐってみましょう。
目次
1 日本の湖はいま(古い歴史の湖―びわ湖;少なくなった魚貝類;埋め立てられる湖岸;人口の多い山の湖―諏訪湖;さかんなワカサギ漁;水鳥が来なくなった;昔は海だった湖―霞ヶ浦;しめきって水資源の開発に;渡り鳥の中継地;塩分のうすい湖―宍道湖;生きのこった宍道湖;ダム湖のえいきょう ほか)
2 「小さな宇宙」―湖