内容説明
世界と日本をつなぐ働き方のススメ!国際協力をめざす方への道しるべ。
目次
第1章 異文化に接する:マリエッタの場合(異文化体験:国際結婚の両親やエクアドル訪問;異文化理解:日本人のタダシや日本での経験;異文化交流:海外での育児や教育)
第2章 異文化に接する:正の場合(異文化体験:学童期の国内での引越しや海外体験;異文化理解:日本人とは?;異文化交流:主夫時代や語学習得)
第3章 仕事として国際協力に携わる(海外勤務(準備から赴任、現地での仕事や暮らし、帰国後)
マリエッタのキャリア形成:仕事と育児の両立
正のキャリア形成:技術協力プロジェクトや国際機関
海外での勤務を振り返って(正の例を中心に))
第4章 異文化コミュニケーションとは何か?(これまでの研究や実績(外向きと内向き、2国間の文化差)
ホフステード・モデル等
キルギス共和国の事例と他のモデル
さまざまな対人コミュニケーション)
第5章 共存への道:異文化を知ることは自文化の理解を深めること(国際結婚:異文化のぶつかり合いと個人レベルでの共存;身近な国際協力・組織レベルでの共存;異文化を知ることは自分化の理解を深めること;深く広く楽しい国際協力を目指して)
著者等紹介
清水正[シミズタダシ]
北海道大学農学部卒業、オランダ・ワーグニンゲン大学修士課程修了(熱帯林業)。国連食糧農業機関(FAO)本部、国際協力機構(JICA)長期専門家(ネパール、ボリビア、ペルー等)、米州開発銀行(IDB)本部などを経て2012年からタック・インターナショナル主任コンサルタント。2014年からオランダ在住。2015年よりJICAプロジェクト「キルギス国林産品による地方ビジネス開発プロジェクト」に従事している
清水マリエッタ[シミズマリエッタ]
オランダ・ユトレヒト大学修士課程修了(文化開発人類学及びスペイン語)。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)メキシコ・チェトマル事務所や、国際連合児童基金(UNICEF)ネパール・ボカラ事務所に勤務した後、オランダではフェアトレードなどのビジネスモデルを推進するSolidaridadやWFTO、UTZの職員としてオランダ国内外の社会ビジネスモデルを支援した。またアメリカ在住時には、世界銀行石油ガス鉱業部門にて短期コンサルタントとして働き、民間コンサルタント会社で中南米(エクアドル、ハイチ、ウルグアイ等)の投資案件に関わる環境社会配慮を担当した。ペルーではフィンランド支援のアンデス再生エネルギープロジェクトにてアドバイザー(社会配慮とジェンダー)を務め、オランダ外務省・ジェンダー推進室の政策アドバイザーを経て、2018年よりシニア開発コンサルタント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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