創成社新書
なぜ、子どもたちは遊園地に行かなくなったのか?

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  • サイズ B40判/ページ数 225p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784794450210
  • NDC分類 689.3
  • Cコード C3234

内容説明

本書では、2006年に刊行した『セピア色の遊園地』を新書版として改訂し、惜しくも閉園してしまった老舗遊園地の夢の軌跡をたどり、一方で、バブル期に乱立され、中にはわずか数カ月で崩壊していった巨大テーマパークとの閉園事情との比較などを探っていく。

目次

第1部 つわものどもが夢の跡―セピア色の遊園地(これぞ和製ディズニーランド―横浜ドリームランド;花時計の夢の国―向ヶ丘遊園;田園コロシアムの勇姿とともに―多摩川園;名物落下傘塔、最後は江の島へ―二子玉川園;フラミンゴはどこへ―行川アイランド;誰でも知ってた「長生きチョンパ」―船橋ヘルス・センター;星は永遠に輝き続ける―五島プラネタリウム;温泉プラスも踏みとどまれず―小山ゆうえんち;新幹線型もあった!―上野動物園『おサル電車』;デパート大食堂のお子さまランチも今いずこ―デパート屋上遊園地)
第2部 なぜ、老舗遊園地は消えたのか?(テレビゲームと都市のアミューズメント化;東京ディズニーランドという存在;バブル期乱立テーマパークの崩壊と老舗遊園地閉園の大きな違い―第3セクターの失敗とザウス、ワイルドブルーヨコハマの挫折)
第3部 少子化は本当に理由になるのか?多様化する都市型テーマパーク(フード・テーマパークの誕生;都市型アミューズメント施設の台頭―ナムコ・ワンダーエッグ、ナンジャタウン、ジョイポリスはなぜ、注目を集めたか)

著者等紹介

白土健[シラドタケシ]
松蔭大学経営文化学部准教授。(株)プリンスホテル、財団法人日本ホテル教育センター、育英短期大学を経て現職

青井なつき[アオイナツキ]
フリーライター、作家、生活研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rebanira_itame_man

1
前半は、昔の代表的な遊園地の開園から閉園までの略史。関東に住んでいないとピンとこないが、懐かしい雰囲気・時代背景が共有でき、浸れた。後半は、従来型遊園地の衰退の背景と最近のテーマパークへの移り変わりの解説。東京ジョイポリスとナンジャタウンの比較は面白い。ナンジャタウンのコンセプトは、30分・3時間・3千円、だそうです。今度、実感しに行かねば。2011/10/14

Kuliyama

0
子どもの頃、何回も行った、多摩川園、二子玉川園、渋谷プラネタリウムが取り上げられていて、懐かしく拝読しました。2014/09/18

筋書屋虫六

0
資料用で読みました。お猿電車も屋上遊園地の盛衰も戦後の法改正の影響が大きいんだな。ということは、今後復活することは難しいということですね。2012/02/26

おだまん

0
老舗の遊園地の歴史がほとんどで、表題の答えは最期の30ページくらい。でもとても懐かしくてノスタルジーに浸れる。2008/12/28

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