内容説明
本書では、2006年に刊行した『セピア色の遊園地』を新書版として改訂し、惜しくも閉園してしまった老舗遊園地の夢の軌跡をたどり、一方で、バブル期に乱立され、中にはわずか数カ月で崩壊していった巨大テーマパークとの閉園事情との比較などを探っていく。
目次
第1部 つわものどもが夢の跡―セピア色の遊園地(これぞ和製ディズニーランド―横浜ドリームランド;花時計の夢の国―向ヶ丘遊園;田園コロシアムの勇姿とともに―多摩川園;名物落下傘塔、最後は江の島へ―二子玉川園;フラミンゴはどこへ―行川アイランド;誰でも知ってた「長生きチョンパ」―船橋ヘルス・センター;星は永遠に輝き続ける―五島プラネタリウム;温泉プラスも踏みとどまれず―小山ゆうえんち;新幹線型もあった!―上野動物園『おサル電車』;デパート大食堂のお子さまランチも今いずこ―デパート屋上遊園地)
第2部 なぜ、老舗遊園地は消えたのか?(テレビゲームと都市のアミューズメント化;東京ディズニーランドという存在;バブル期乱立テーマパークの崩壊と老舗遊園地閉園の大きな違い―第3セクターの失敗とザウス、ワイルドブルーヨコハマの挫折)
第3部 少子化は本当に理由になるのか?多様化する都市型テーマパーク(フード・テーマパークの誕生;都市型アミューズメント施設の台頭―ナムコ・ワンダーエッグ、ナンジャタウン、ジョイポリスはなぜ、注目を集めたか)
著者等紹介
白土健[シラドタケシ]
松蔭大学経営文化学部准教授。(株)プリンスホテル、財団法人日本ホテル教育センター、育英短期大学を経て現職
青井なつき[アオイナツキ]
フリーライター、作家、生活研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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rebanira_itame_man
Kuliyama
筋書屋虫六
おだまん