内容説明
本書では簿記の知識がまったく無い人でもある程度理解できるように、仕訳を一切使わずに支払能力の測定や評価を解説している。
目次
1 支払能力とは何か(流動性と支払能力;二つの支払能力 ほか)
2 支払義務と支払手段の把握―資金量計算モデル(運転資金の収入と支出;財務資金の純収入と純支出 ほか)
3 収入と支出の計算事例(古久根建設の2002年3月期における収入と支出;古久根建設の2001年3月期における収入と支出 ほか)
4 支払能力の評価(資金計算書上の運転資金の資金余剰をみる;基礎資金の決算支出が賄えているかどうかをみる ほか)
5 支払能力評価の具体的な事例(古久根建設2002年3月期;古久根建設2001年3月期 ほか)
著者等紹介
古山徹[フルヤマトオル]
1983年高知大学人文学部卒業。ナショナル証券、カウンティ・ナットウエスト証券を経て、現在日経QUICK情報株式会社勤務。2000年4月より文京学院大学大学院非常勤講師。これまでに国士舘大学政経学部一部非常勤講師、立教大学経済学部非常勤講師を務める。日本経営分析学会幹事、日本危機管理学会幹事・常任理事を歴任
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