出版社内容情報
「やる気が出たら始める」は間違い。「動くから、気分が変わる」
――身体心理学が明かす、最速で幸せになる方法!
「なんとなく気がふさいでいる」「イライラして充実感がない」そんなとき、私たちは「心を整えよう」と考え方を変えようとしがちです。しかし、感情の基盤はすべて「身体」にあります。
本書では、身体心理学の第一人者である著者が、脳内の4つの幸福ホルモン【セロトニン・ドーパミン・オキシトシン・エンドルフィン】の分泌を促す具体的な仕組みから、今日からできる幸福感を増す行動・運動までを詳しく解説します。
実は、日本人は世界で最も座っている時間が長い(1日平均約7時間)というデータがあります。身体をあまり動かさずにいることで身体が「凝り固まる」と、脳内では幸福ホルモンが低下し、頭の中だけで不安やうつうつとした気分を膨らませてしまうのです 。
本書が提案する「幸せになるための行動」に、強い意志や激しい運動は必要ありません。
◎椅子から「立ち上がる」だけでドーパミンが点火する
◎たった1秒「背筋を伸ばす」だけでセロトニンが分泌される
◎30秒の「セルフタッチ」で安心のオキシトシンが溢れ出す
「ああ、生きていてよかった」という幸福感は、お風呂に浸かったときの気持ちよさに包まれた安堵感と同じ「身体感覚」です。日々過剰なデジタル刺激に疲れ、心が少ししんどくなってしまった多くの現代人に役立つ、体の中から幸せになるヒントがたくさん書かれた一冊です。
【目次】
1章 なぜ幸福は「心」ではなく「身体」から生まれるのか
心は身体のあとを追いかける 泳いだら消えた失恋の痛み
失恋が教えてくれた「心の居場所」
鉛筆を口にくわえるだけで心が変わる
身体の3つの状態
固体の身体 凍りついた身体
液体の身体 しなやかな身体
気体の身体 高揚した身体
液体の状態は2つある 「静かな水」と「流れる水」
身体の状態を変えるのはエネルギー
身体のエネルギーを増やす
幸福とは流れている状態
ブルーゾーンの人たちは、健康で長寿
活発な国の人は幸福度が高い
よく歩く都道府県の人は幸福感が高い
実践編
幸福ホルモンを生み出す4つの身体活動
幸福ホルモンと身体活動
4つの身体活動
【レベル1】 呼吸、身体接触
【レベル2】 身体活動(歩く、立つ、笑う)
【レベル3】 運動(身体を大きく動かす喜び)
本書の地図 身体の状態は幸福ホルモンで決まる
幸福はすでに身体の中にある
2章 身体を動かして不安な心を静める――セロトニンと安定の技術
セロトニンは心の整流器
特筆すべきセロトニンの作用
日本人はなぜ不安になりやすいのか セロトニン遺伝子と文化の関係
セロトニンが「待てる心」を作る
セロトニンは未来の見方を支える
イライラはセロトニン不足が原因
ドーパミンとセロトニンの違い
日本人はなぜ世界でもよく歩くのか
よく歩く日本人
歩行は伝統行事
座る時間も世界一
日本人の幸福の形を考える
日本人はセロトニンが少ない
文化と遺伝子のポジティブループ
個人の達成よりも集団と安心したい日本人
実践編
心に「静かな湖面」を作る5つの習慣
【習慣1】 リズムよく歩く
【習慣2】 背筋を伸ばす たった1秒の「姿勢の力」
【習慣3】 ゆっくり呼吸する 1分間6回の「呼吸の処方箋」
【習慣4】 朝の日光を浴びる 光が「心の時計」を動かす
【習慣5】 30秒セルフタッピング 自分を「優しく叩く」
「明鏡止水」は作れる
3章 動くからやる気が出る――ドーパミンの脳科学
動けない、やめられない私たち スマホは脳の中のギャンブル
「できない」と「やめられない」 ドーパミン失調の2つの顔
ドーパミンの本質 快楽ではなく「期待」の物質
ドーパミンの3つの経路
スマホが「脳の感度」を下げている
行動のコストとごほうびを天秤にかける
デジタル刺激がドーパミンを奪う
人間の本質としてのドーパミン
「人恋しさ」は空腹に似ている
ドーパミンによって話題が変わる
遺伝と日本文化 ドーパミンから考える日本人の幸福観



