老後がめんどくさい

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老後がめんどくさい

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794228215
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「老後は楽しまなきゃ損」バカが、やかましい!

「老後は楽しめ」「前向きに生きろ」「健康に気をつけろ」「趣味を持て」――等々、
現代の老後には、“やるべきこと”があまりに多い。
本書は、そうした社会の空気に対して、著者が「めんどくさい」と率直に感じる感覚を出発点に、
老い・幸福・お金・運・社会の同調圧力について思考していく老後論&人生論である。

著者が語る、「楽しいことがなくてもいい」「昨日と同じ今日で十分」という境地は、
“楽しまなきゃ損”“明るく元気が良い”強制社会への違和感を、老後の実感から言語化するものである。

多くの人が抱いている「老後なんだから、もう自分の好きなように生きさせてほしい」という気持ちを代弁する、
読者をほっと安心させる一冊。


【目次】

まえがき

第1章 世間は「人生を楽しまなきゃ損」と煽る
世界は「楽しいこと」であふれているか?
「楽しむ」はいまでは、人生の一番の意味
「がんばれ」の衰退、「楽しんで」の流行
楽しくなければ人生じゃないか
そして「推し活」老人たちが出現した
大谷翔平は「勝たないと楽しくない」といった
わたしはおかしいのか?
日本の高校で助かりました

第2章 望みは昨日とおなじ今日の日
人生とはこういうものか
楽しいことがなくても、全然いい
窮屈なポジティブ思考
定年後なにもしなかった
本は出させてもらったが
おもしろくない奴とはわたしのことである

第3章 老後の資金などない
わたしは投資アレルギー
金が一番の価値ではなかった
投資をするならNISAをやるが……
捕らぬ狸の皮算用が魅力的ではあるが
それでもわたしは投資をやらない
生活コストを下げる
ユーチューブという金のなる木

第4章 人生のほとんどは運である
自分の力で生きているつもり
わたしが「人生のほとんどは運だ」と考えた理由
絶対的な運、可能性としての運
意外に自分の力では生きてこなかった
運は「親ガチャ」とどこがちがうのか
人生でどんな人に出逢うのかも運
吉本隆明に出逢ったこと

第5章 意志はどこまで有効か
いやいや、それはちがう
夢を持たない人間
幸運の前髪を?むのは実力
凡庸な子どもだった
絶対に行きたかった欧州ヒッチハイク旅行
ほんとうに書きたかった唯一の本
やりたいことはもうなにもない
念願の平泉

第6章 狡猾な世間に振り回されない
孫が生きてゆく世の中
大げさでウソくさい作りものばかり
バカのひとつ覚えと決まり文句
テレビがまるで危機感がない
和田秀樹の「テレビの見方」はいらない

第7章 老人は世につれ、人につれ
だれもほんとうのことをいわない
今日一日分だけの不快を耐える
人生百年を生きることの不幸
命を大事にしすぎる国
あっぱれ、ものぐさ老人

第8章 なるようになるよ
山極壽一のゴリラに学ぶ
わたしが大切にしなくなったこと
卑怯なことができない
人間元素の人
司馬?太郎『街道をゆく』を読み終えた
人生は、なるようになるが9割

あとがき

内容説明

「老後は楽しまなきゃ損」バカが、やかましい!めんどうな世の中から離れ、マイペースにゆるゆるふわふわ生きていく。ほんわか愉しい”ものぐさ老後”のすすめ。

目次

第1章 世間は「人生を楽しまなきゃ損」と煽る
第2章 望みは昨日とおなじ今日の日
第3章 老後の資金などない
第4章 人生のほとんどは運である
第5章 意志はどこまで有効か
第6章 狡猾な世間に振り回されない
第7章 老人は世につれ、人につれ
第8章 なるようになるよ

著者等紹介

勢古浩爾[セココウジ]
1947年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社に34年間勤務ののち、2006年末に退職。市井の人間が生きていくなかで本当に意味のある言葉、心の芯に響く言葉を思考し、静かに表現しつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さちこ

45
特別な楽しいことがなくても毎日何の不安もなく過ごしているという人は本当に幸せな人。家族に一人でも病人がいれば楽しいどころではない。本当にそのとおりだと思った。人生の殆どは運、なるようになると教えられた。2026/05/08

スリカータ

14
初めて読む著者だったが、面白かった。特に、バカのひとつ覚え決まり文句の章で《自分で勝手に結婚して、勝手に子どもを産んで、勝手にそのことを公表して、「静かに見守っていただけると幸いです」という見知らぬ「有名人」》には笑ってしまった。著者は和田秀樹にはアンチだが、同じ医師である久坂部羊には全面的に賛同している。久坂部さんの著書『人はどう老いるのか』は私も読み些か気が重くなったが、勢古さんは「誰も言わない本当のこと」と述べている。2026/05/10

coldsurgeon

9
「老後は楽しまなくては損だ」という言説を、一刀両断するというか、避けて通る老後の過ごし方について書いている。仕事を辞めて、日々の生活の中に楽しさを求めることが大切なことのように言われているが、著者は生来ものぐさだから、ゆるゆるふわふわ生きていくことがよち、と言っている。人生のほとんどは運であり、なるようになるのだろう。和田秀樹氏を否定し、久坂部羊氏を推奨している点が、また素晴らしい。2026/05/08

Go Extreme

2
世間:老後=趣味+前向き→圧力=めんどくさい⇔著者(勢古浩爾):老後=昨日=今日=明日。楽しい事=不要+人生=運9割。楽しい病マイナス無理=安心+平穏。頑張る⇔ものぐさ=正解。世間体マイナス見栄=自由+普通=極上。結論:老後=好きに生きる+何もしない=大肯定。ありのまま=最高!2026/04/22

shiho

1
頑張って読んだ。 老後に近づいているので参考になるかと思ったのだけど… 無理だった。 (L)☆☆☆2026/05/12

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