世界の本当の仕組み―エネルギー、食料、材料、グローバル化、リスク、環境、そして未来

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世界の本当の仕組み―エネルギー、食料、材料、グローバル化、リスク、環境、そして未来

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  • サイズ 46判/ページ数 448p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794227348
  • NDC分類 304
  • Cコード C0033

出版社内容情報

私たちの生存と繁栄を支配する7つのファクトが明かす、本当の未来。


★『Numbers Don’t Lie 世界のリアルは数字でつかめ!』の著者による全米ベストセラー、待望の翻訳!★
★ビル・ゲイツ、スティーブン・ピンカー、ガーディアン紙ほか各界絶賛。★
★原書Amazon.comレビュー4000以上、星4.5評価★


徹底的な数値思考により、私たちの将来の決定要因である7項目を検証し、
「世界は数年以内に滅びる」「技術革新が近い将来にすべてを解決する」のような
両極端な主張を一刀両断、私たちにいまこそ必要なより現実的・建設的な未来を予測する!

「私は、バイアスのかかった特定の現実解釈を提唱して、
絶望をもたらしたり果てしない期待を抱かせたりするつもりもない。
私は悲観主義者でも楽観主義者でもなく、世の中の実状を説明しようとしている科学者であり、
その知識を使って、人類の未来の限界と機会についての理解を私たちが深めることを目指している。」
本書より

内容説明

7つのファクトが明かす、本当の未来。両極端な主張を一刀両断、より現実的で建設的な未来を予測する。

目次

第1章 エネルギーを理解する―燃料と電気
第2章 食料生産を理解する―化石燃料を食べる
第3章 素材の世界を理解する―現代文明の四本柱
第4章 グローバル化を理解する―エンジン、マイクロチップ、そしてその先にあるもの
第5章 リスクを理解する―ウイルスから食生活、さらには太陽フレアまで
第6章 環境を理解する―かけがえのない生物圏
第7章 未来を理解する―この世の終わりと特異点のはざまで
付録 数字を理解する―10n

著者等紹介

シュミル,バーツラフ[シュミル,バーツラフ] [Smil,Vaclav]
カナダのマニトバ大学特別栄誉教授。カナダ王立協会(科学・芸術アカデミー)フェロー。エネルギー、環境変化、人口変動、食料生産などの分野で学際的研究に従事。2013年、カナダ勲章を受勲

柴田裕之[シバタヤスシ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よしたけ

45
テクノロジー進化とリベラリズム進展等によって、世界は日々進歩していると思われがちだが、旧来の枠組みにどっぷりと依拠している現実を思い知らせてくれる。例:車・電車・航空機・インフラは化石燃料に依拠(EVは低効率、主な電力源は化石由来発電所)、食料生産・輸送は化石燃料に依拠、人々は驚くべきリスクを自発的に選択(例:死亡リスク=飛行機搭乗<自動車運転)、「農耕地を使わない」 都市農業は救世主たり得ない(水耕栽培では葉物野菜等一部しか作れない)。人類が進歩していることは間違いないが、現実を直視することも重要だ。2025/01/05

アナクマ

36
「悲観主義でも楽観主義でもなく、世の中の実情を理解するにあたって何ら底意はない」という科学者が(魔術師でも予言者でもなく)講じる世界の実相。見たい未来を手前勝手に見る前に、世界の仕組みを共通認識としておこう。「根本的な不確実性とともに生きることは、人間の境遇の本質であり続け」る。◉(352)人口が増え続け、より良い栄養摂取が必要とされるかぎりは、生物学的限界の範囲内で相対的に成果が上がっても勘違いしてはならない。収量というアウトプットと農薬や灌漑などのインプットという2つの変数が切り離せるわけではない。2025/04/20

よっち

32
徹底的な数値思考により将来の決定要因である7項目を検証し、両極端な主張を一刀両断して、今必要なより現実的・建設的な未来を予測する1冊。近代以降のエネルギー利用の根本的な変化と脱炭素化の現状、食料生産関連で使われるエネルギーと過剰生産、人の手で加工された素材の世界、グローバル化の必然性と挫折、様々なリスク、地球温暖化の不確実性、それらの現実を踏まえてこれからどうなるのか。大幅な技術革新でもなければ現状のままでは改善の兆しはなく、不便不利益を享受するとも思えず、変わるのは容易ではないことを改めて実感しました。2024/10/05

原玉幸子

18
ちょっと古いですが、ウォーラーステイン『近代世界システム』は、確か経済的な仕組みから欧州の国家発展モデルを述べたもので、要は「発展途上国も参考にしなはれ」だった…との記憶ですが、本書は理念を基に数字を重視した刷新版と言えます。「エネルギーを表す数式は何種類かあっても、『エネルギーとは何か』を明確に言い表すことは出来ない」とは、瞠目というか、ええっそうだったのかと驚きましたし、その後に展開する解説の順番が、理知的論理的で頭に入ってきやすく、数字の裏付けで淡々と語るので、感心しました。(◎2025年・春)2025/03/16

Yuki2018

11
化石燃料への依存は途方もなく大きく複雑であり、それなしでは電力も素材も食料も不足する。再生可能エネルギーではこれを大きく代替できない。その現実をスルーして唱えられてきたSDGsは早くも行き詰まった。そもそも風光明媚な場所に大量のジェット燃料を燃やして集まった人達が「自分の偏った見方を持ち出し、物理的可能性からかけ離れた主張を繰り広げても駄目」なのは当然だろう。こうしている内にも事態は悪化している。政治的リーダーやマスメディアが、事実を蔑ろにするなという本書の主張を受け止めてくれると良いのだが。2025/01/01

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