出版社内容情報
セクハラ、モラハラ、性的暴力、マッチングアプリでの出会い…
なぜ人類のすべてが性的葛藤と闘わなければならないのか。
そこには、「男女で異なる性戦略をとってきた」という、
生物としての深い進化の歴史が関係していた。
進化生物学の観点から男女の性的対立の根源を明らかにし、
社会科学や家父長制の研究の上に新たな知見を加え、
男女の調和の道を探る、画期的書籍!
◆各界絶賛!◆
「セクシャル・ハラスメントや性的暴力、ごく普通な夫婦間の不幸を、デヴィッド・バスの進化論的レンズなしに理解し減らそうとするのは、細菌理論なしに伝染病を理解し、撲滅しようとするようなものだ」
ジョナサン・ハイト(『社会はなぜ左と右にわかれるのか』)
「性的な攻撃に対する社会的関心は道徳的に大きな進歩であるが、我々の知的文化は、科学、常識、生活経験に反する神話や教義に執着しており、それを理解しようとする試みに躓いている。人間の性的衝突の世界的専門家たるデヴィッド・バスは、魅力的でタイムリーな本書でこれらを整理し、私たちがこれらの弊害を理解し、最小限に抑えるためのよりよい方法を身につける手助けをしてくれる」
スティーブン・ピンカー(『21世紀の啓蒙』)
「すべての霊長類が証明しているように、男女の関係性ほど私たちを惹きつける話題はない。そして、デヴィッド・バスはその興味を、経験的な発見に基づく厳密な科学、そして進化論的思考に根ざした科学に変える先駆者として、長きにわたって活躍してきた。本書は、この分野における大きな貢献である」
ロバート・M・サポルスキー(『善と悪の生物学』)
「本書は、世界で広まっている人権問題と言われているものを見事に分析している。権威があり、洞察力に優れ、共感できるバス氏の著書は、#MeToo世代にとって完璧な情報源だ」
リチャード・ランガム(『善と悪のパラドックス』)
内容説明
なぜ人類のすべてが性的葛藤と闘わなければならないのか。そこには、「男女で異なる性戦略をとってきた」という、生物としての深い進化の歴史が関係していた。進化生物学の観点から男女の性的対立の根源を明らかにし、社会科学や家父長制の研究の上に新たな知見を加え、男女の調和の道を探る。
著者等紹介
バス,デヴィッド・M.[バス,デヴィッドM.] [Buss,David M.]
心理学者。進化心理学の第一人者で、配偶者選択に関連したヒトの性差の進化心理学的研究でよく知られている
加藤智子[カトウトモコ]
翻訳者。筑波大学第二学群比較文化学類卒。英国イースト・アングリア大学文芸翻訳修士課程、米国ミドルベリー国際大学院モントレー校翻訳・通訳修士課程を修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アミアンの和約
あつお
timeturner
リリュシカ
anaggma