草思社文庫<br> 雑草と日本人―植物・農・自然から見た日本文化

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草思社文庫
雑草と日本人―植物・農・自然から見た日本文化

  • 稲垣 栄洋【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794227171
  • NDC分類 361.42
  • Cコード C0145

出版社内容情報

雑草は踏まれても踏まれても立ち上がらない。けれども──
「しなやかで強い日本人」を育んだ背景を探る。

雨が多く高温多湿な日本では、農作物がよく育つ一方、
雑草の繁殖も著しく、先人たちは常に草取りに励まねばならなかった。
また、自然や生き物の豊かさは時に脅威ともなり、
豪雨、洪水などの自然災害や害虫被害をもたらしてきた。
古来、日本人は豊かな自然とどう向き合ってきたのか? 
その歴史から日本人固有の心性を浮き彫りにするユニークな日本文化論。

<目次より>
第一章 植物にも仏性を感じてきた日本人
 西洋と日本でこれほど違う「雑草観」
 イネ科植物の進化と文明
 日本の自然には神が宿る 恵みと脅威の源泉
 日本人固有の「自然」意識
 日本の無数の生き物たちと田んぼ
 仏教の殺生思想と日本人の生命観

第二章 農と自然が育んだ日本人気質
 世界の農地荒廃と日本の田んぼのすごさ
 日本と西洋の「植物分類学」の違い
 雑草を悪とみる西洋人、雑草を活かす日本人
 日本の豊かな自然と「引き算の文化」
 草取りと日本人の人生観
 稲作・自然災害と、日本人の協調性
 日本の豊かな植物と日本人の「新しもの」好き
 せっかちで辛抱強い日本人を生んだ背景

第三章 雑草のように、しなやかに
 雑草が持つ「弱さという強さ」
 逆境こそ雑草の生きる道
 雑草の「戦わない戦略」
 雑草にとって「変化」は最大の好機
 しなやかな強さで生きていく

内容説明

雨が多く高温多湿な日本では、農作物がよく育つ一方、雑草の繁殖も著しく、先人たちは常に草取りに励まねばならなかった。また、自然や生き物の豊かさは時に脅威ともなり、豪雨、洪水などの自然災害や害虫被害をもたらしてきた。古来、日本人は豊かな自然とどう向き合ってきたのか?その歴史から日本人固有の心性を浮き彫りにするユニークな日本文化論。

目次

第1章 植物にも仏性を感じてきた日本人(西洋と日本でこれほど違う「雑草観」;イネ科植物の進化と文明;日本の自然には神が宿る―恵みと脅威の源泉 ほか)
第2章 農と自然が育んだ日本人気質(世界の農地荒廃と日本の田んぼのすごさ;日本と西洋の「植物分類学」の違い;雑草を悪とみる西洋人、雑草を活かす日本人 ほか)
第3章 雑草のように、しなやかに(雑草が持つ「弱さという強さ」;逆境こそ雑草の生きる道;雑草の「戦わない戦略」 ほか)

著者等紹介

稲垣栄洋[イナガキヒデヒロ]
1968年静岡県生まれ。静岡大学農学部教授。農学博士。専門は雑草生態学。岡山大学大学院農学研究科修了後、農林水産省に入省、静岡県農林技術研究所上席研究員などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。