フランスの高校生が学んでいる哲学の教科書

個数:
電子版価格
¥1,760
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

フランスの高校生が学んでいる哲学の教科書

  • ウェブストアに22冊在庫がございます。(2025年05月04日 10時54分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794226808
  • NDC分類 130
  • Cコード C0098

出版社内容情報

日常生活に役立つ、哲学的思考法を鍛えよう。
フランスの人気哲学者が、
西欧哲学の真髄を明快に解説したベストセラー教科書。

ソクラテス、プラトン、アリストテレス、ホッブズ、デカルト、スピノザ、
ルソー、カント、ヘーゲル、ニーチェ、フロイト、サルトルなど、60人に及ぶ哲学者に言及しながら、
「主体」「文化」「理性と現実」「政治」「道徳」といったテーマを解き明かす。
各哲学者の引用も多数紹介。26項目もの「キーワード解説」も充実。

『フランスの高校生が学んでいる10人の哲学者』に続くシリーズ第二弾。
坂本尚志氏(『バカロレアの哲学』)による解説「フランスの高校生はどのように哲学を学んでいるのか?」を収録。

欧米のエリートにとって、哲学は不可欠な教養だ。
フランスの高校では哲学が必修、バカロレア(大学入学資格試験)では文系理系を問わず哲学の筆記試験が課される。
教養としての哲学を、フランスの教科書を読んで身に着けよう!

【目次】
はじめに

1 主体 「私」は私ひとりだけのものか、それとも他者との関係で定義されるものなのか
2 文化 文化とは自然なことか、それとも自然に反することか
3 理性と現実 理性は現実を捉えることができるのか、それとも現実は理性では捉えきれないものなのか
4 政治 政治は現実的であるべきか、理想を目指すべきか
5 道徳 道徳は現実に存在するのか、ただの幻想なのか

キーワード解説
絶対と相対/抽象と具象/現実態と可能態/分析と総括/原因と目的/偶発性、必然性、可能性/知ると信じる/本質的(エッセンシャル)と非本質的(アクシデンタル)/説明と理解/法的な権利と現実/形(形相)と素材(質料)/属、種、個人/理想と現実/同一、平等、差異/直観的と論証的/合法性と正当性/直接(媒介なし)と間接(媒介あり)/客観と主観/義務と強制/起源と根拠/論破と納得/類似と類比/原理と結果/理論と実践/超越的と内在的/普遍、全般、個人、個別

バカロレア試験対策 実践編

おわりに
訳者あとがき
解説「フランスの高校生はどのように哲学を学んでいるのか?」坂本尚志
哲学者索引

内容説明

欧米のエリートにとって、哲学は不可欠な教養だ。フランスの高校では哲学が必修、バカロレア(大学入学資格試験)では文系理系を問わず哲学の筆記試験が課される。教養としての哲学を、フランスの教科書を読んで身に着けよう!

目次

1 主体―「私」は私ひとりだけのものか、それとも他者との関係で定義されるものなのか
2 文化―文化とは自然なことか、それとも自然に反することか
3 理性と現実―理性は現実を捉えることができるのか、それとも現実は理性では捉えきれないものなのか
4 政治―政治は現実的であるべきか、理想を目指すべきか
5 道徳―道徳は現実に存在するのか、ただの幻想なのか
キーワード解説
バカロレア試験対策実践編

著者等紹介

ペパン,シャルル[ペパン,シャルル] [P´epin,Charles]
1973年、パリ郊外のサン・クルー生まれ。パリ政治学院、HEC(高等商業学校)卒業。哲学の教鞭をとる一方、教科書、参考書のほか、エッセイや小説を多数執筆。映画館で哲学教室を開いたり、テレビやラジオ、映画に出演している

永田千奈[ナガタチナ]
東京都生まれ。早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

樋口佳之

54
どちらの問題形式も、自分の意見や感想を自由に書くとまったく評価されない。その意味で、フランスの高校生が哲学するとは、こうした「型」を身に付ける訓練をすることでもある。ただし、彼らにとっても哲学は難解で、合格点に達する答案を書けるのは受験者の三割に満たない。当然だが、フランスの高校生が哲学を学ぶからといって、皆が哲学を得意としているわけではない/フランスの高校生にとっては、哲学もまた詰め込みの対象である。/受験科目である以上そうなっちゃうんだな。やっぱり…。2023/11/25

WIND

7
フランスの高校卒業試験(バカロレア)の対策として出版されたということだが、身近な問題から掘り下げていく文章が多く、読みやすかった。各哲学者の考え方が整理されていて、単なる考え方の説明が大半を占める解説書よりも実践的だと思った。各章の終わりに高校生の質問に答えるコーナーがあり、哲学者の言葉を引用して説明されているのが面白かった。2024/12/28

拡がる読書会@大阪

3
フランスの高校生は、哲学の授業が必須なんだそうです。 目的は批判的思考を養い、論理的な議論を展開する能力を培うことにあります。 ソクラテス、プラトン、アリストテレスなど、哲学者に言及しながら「主体」「文化」「理性と現実」「政治」「道徳」といったテーマで紹介されています。 実際の試験対策も書かれているようで、日本は詰め込み教育とか言われてましたが、国によって教育の違いを感じます。 https://note.com/sharebookworld/n/n13d6f61fe9be2024/07/15

takakomama

2
大学の社会人講座で「フランスの高校生は哲学が必須」と習い、「高校生向けの本なら理解できそう」と手に取りました。抽象的な観念を複数の視点から考えること、筋道を立てて考えること、言葉にできるようにすることが大事だと思いました。「難しいと思っても読み続ける。わずか3行でも理解できればそれを喜べばいい。著者が一生かけて考え抜いたことを、一度で理解しようなんて大それたこと」という文に、ほっとしました。2024/06/30

Jackie

2
なかなかの良書。フランスの高校生はみんなこんなの理解してるのか、すごいな!と思っていたら最後の解説でそうでもないと書いてあってたのでちょっと安心した😅サルトルの「sum(これまでの行動) as 今の自分」みたいなのは自分もそう考えていたのでとても腑に落ちた。先日、夕食の冷しゃぶの際にいつものごまドレかゆずポンかで悩み、珍しくゆずポンをチョイスした私はあの瞬間ちょっと違う何者かに変化したのかもしれない。一体私は何を書いているのだ。大体の後世の流れはストア派とエピクロス派みたいなのもわかりやすかった。2024/06/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21630203
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品