出版社内容情報
フランス革命はその栄光だけでなく、支払った代償も大きかった。
大革命からナポレオン帝政の25年間、戦場で、断頭台で、
どれだけの人間が死んだのだろう。
どのような芸術作品が生まれ、どれだけ文化財が破壊されたのだろう。
フランスは本当に人権の国、自由・平等・博愛の国になったのだろうか――。
人口動態、領土、法制、文化、芸術、農業、産業、商業、財政、社会の
各分野について、大革命前夜とナポレオン帝政崩壊直後を比較し、
革命がもたらしたものを検証する。
革命の負をあぶり出す斬新な切り口で、より正確な革命像を描き出した本書は、
フランス革命に関する貴重な書である。
解説=鹿島茂
内容説明
フランス革命はその栄光だけでなく、支払った代償も大きかった。大革命からナポレオン帝政の25年間、戦場で、断頭台で、どれだけの人間が死んだのだろう。どのような芸術作品が生まれ、どれだけ文化財が破壊されたのだろう。フランスは本当に人権の国、自由・平等・博愛の国になったのだろうか―。人口動態、領土、法制、文化、芸術、農業、産業、商業、財政、社会の各分野について、大革命前夜とナポレオン帝政崩壊直後を比較し、革命がもたらしたものを検証する。革命の負をあぶり出す斬新な切り口で、より正確な革命像を描き出した本書は、フランス革命に関する貴重な書である。
目次
第1部 人的要因(人口動態の決算;領土の決算;法制上の決算;文化の決算;芸術の決算)
第2部 経済的要因(農業の決算;産業の決算;商業上の決算;財政の決算;社会的決算)
結論に代えて
著者等紹介
セディヨ,ルネ[セディヨ,ルネ] [S´edillot,Ren´e]
歴史家。ジャーナリスト。1906年生まれ。1999年没。長らく経済関係の週刊誌La Vie Fran〓aiseの編集長を務める
山〓耕一[ヤマザキコウイチ]
歴史学者。1950年神奈川県生まれ。1973年一橋大学社会学部卒業。1980年同大学大学院博士課程修了。フランス近代史・社会思想史。元一橋大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲオルギオ・ハーン
ナオト