草思社文庫<br> 崩壊学―人類が直面している脅威の実態

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草思社文庫
崩壊学―人類が直面している脅威の実態

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  • サイズ 文庫判/ページ数 307p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794226198
  • NDC分類 304
  • Cコード C0133

出版社内容情報

欠けているのは全体的な視点だ。
崩壊とはどのようなもので、何が引き金となり、
結果として「現世代」にどのような心理的、社会的、政治的な影響を与えるか……
私たちはその学問を「コラプソロジー=崩壊学」と名づけ、
本書ではその基盤となるものを、世界中に四散した研究から集めて紹介することにする。
目的は、これから起きることと、それは何なのかを明らかにすること、
つまり、これらの出来事に意味を与えることである。(本書より)

近年の世界的な異常気象で注目を浴び、フランスでベストセラーとなった警世の書。
自然環境、エネルギー、社会システム、農業、金融……など多くの分野で、
現行の枠組が持続不可能になっている現状を多角的なデータとともに提示する驚嘆のレポート!

内容説明

エネルギー問題、異常気象、疲弊する社会制度、グローバル化によるリスク拡大、生態系の不安定化…やがて崩壊の連鎖が始まる!フランスでベストセラーとなった警世の書!

目次

第1部 崩壊のきざし(車の加速;エンジンが止まる―乗り越えられない限界;道路の出口―乗り越えられる境界 ほか)
第2部 では、それはいつになるのか?(未来学の難しさ;人は前兆信号を感知できるのか?;未来のモデルは何を語る?)
第3部 崩壊学(モザイクのような世界の探究;そして人類はどうなるのか?;飢えは始まりでしかない)

著者等紹介

セルヴィーニュ,パブロ[セルヴィーニュ,パブロ] [Servigne,Pablo]
1978年ヴェルサイユ生まれ。農業技師で生物学博士。崩壊学とトランジション、環境農業、相互扶助の専門家

スティーヴンス,ラファエル[スティーヴンス,ラファエル] [Stevens,Rapha¨el]
ベルギー出身。環境コンサルタント。社会環境システムのレジリエンスの専門家。環境問題の国際的コンサルタント組織「グリーンループ」の共同創設者

鳥取絹子[トットリキヌコ]
翻訳家、ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

原玉幸子

19
想像していた自然破壊や異常気象だけでなく、行き過ぎた金融資本主義に塗れたGreedyな金融機関達もどうしようもない。「これも崩壊学?」との或る種の驚きと、「な~るほど」との納得。そして、要は「崩壊を予測するのは不可能で、前兆に気付くことも含め、感覚を磨くしかない」とのことでした。「仏でベストセラーになった警世の書!」との触れ込みの本書の比較読みは、資本主義、自然(崩壊)、利他行動(社会学)……と多岐ですが、まぁ、本書は「速攻読み」で充分。結果的にそれらの「総合格闘技」となっているかも。(◎2023年・秋)2023/09/08

なかりょう

8
現代社会そのものが崩壊に向かっているとの著者の論点は、かなりの確率で正しい。我々が備えるべき事も明確である。しかし本書で示されたシンプルなガイドラインに沿って行動できる人がどれくらいいるだろうか?特に変革を拒む傾向の強い日本人には。救いはいち早く人口減少に向かっている事かもしれない。 生活スタイルを変えず、SDGSを看板に掲げたマーケティングに踊っている場合ではないと強く思う。2024/09/13

やましん

7
トップポイントで概略だけ確認。エネルギーと金融の観点から社会有機体論的な見解も交えつつ、ある地域で起きた危機が波及的に他のシステムの崩壊を引き起こすことに警鐘を鳴らす。本書に書いているのかもしれないが、崩壊を防ぐための方策くらい書いてくれないと読後感が暗鬱なものになりそうだと思った。気休めの方策はかえって気休めにはならないかもしれないが。著者は環境コンサルタントらしく、専門の知見からの誠実な主張にも見えるし、炎上商法じみたポジショントークにも見える。2023/07/12

土橋俊寛

1
本書のメッセージは単純明快である。すなわち、私たちの文明社会が近い将来に崩壊する可能性がある。「崩壊」という言葉は色んなイメージを喚起するが、本書で2回以上言及されているCochetの定義では、崩壊とは「人口の大半に法的な枠組みで供給される生活必需品(水、食糧、住居、衣服、エネルギーなど)が、最終的に供給されなくなるプロセス」を言う。要は、私たちの日常生活が立ち行かなくなるということだ。2024/12/04

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