出版社内容情報
2022年、鉄道開業150周年の節目にまた盛り上がりをみせる東京圏の駅。
それら駅の「名建築」を集めた、画期的な写真集!
普段は旅の通過点として見過ごされてしまいがちな駅舎。
しかし、駅舎建築のデザインには、さまざまな意図や思いが込められています。
駅舎とは、まちと鉄道を結ぶ形の表れなのです。
本書は、東京とその近郊の、名建築としての駅舎を集めた写真集です。
都市の玄関口としての荘厳な洋式建築、風土になじむ民家風、
最新のモダン建築まで、千差万別の駅が収録されています。
また、安藤忠雄や隈研吾、内藤廣などの建築界の巨匠が手掛けた駅舎も掲載、
建築写真としても見ごたえ十分です。
建築や駅の用語がわかるイラスト用語集付き。
これまで見過ごされていた、建築としての駅舎の面白さを、存分にご堪能ください。
■風格のある様式建築
旧新橋停車場、東京駅、両国駅、旧原宿駅、南甲府駅・・・
■スタイリッシュな現代建築
高輪ゲートウェイ駅、銀座線渋谷駅、日立駅、上州富岡駅…
■最新の木造駅舎
戸越銀座駅、旗の台駅、参宮橋駅…
■インパクトのある個性的な駅舎
片瀬江ノ島駅、真岡駅、国道駅、土合駅・・・
ほか、70以上の駅舎を収録!
帯文:藤森照信
内容説明
首都圏の70以上の駅を掲載!建築のデザインに注目し、その形に込められた思いを読み解く。
目次
旧新橋停車場―日本鉄道発祥の地に甦った駅舎
東京駅―進化し続けるセントラル・ステーション
上野駅―新たな旅立ちの舞台
旧原宿駅―誰からも愛されたまちのシンボル
高輪ゲートウェイ駅―駅とまちをつなぐ折り紙屋根
御茶ノ水駅―機能を重視したモダニズム駅舎
両国駅―江戸時代へのタイムスリップ
旧国立駅舎―学園都市に甦った赤い三角屋根
日野駅―風土になじむ屋根
高尾駅―社寺風のデザインがもたらす品格〔ほか〕
著者等紹介
大内田史郎[オオウチダシロウ]
工学院大学建築学部建築デザイン学科教授。1974年静岡県生まれ。1999年工学院大学大学院工学研究科修士課程修了、東日本旅客鉄道株式会社入社。2001年から2012年まで東京駅丸の内駅舎の保存・復原に携わり、2006年に「東京駅丸ノ内本屋の意匠と技術に関する建築史的研究」にて東京大学大学院から博士(工学)の学位を授与。2014年工学院大学建築学部建築デザイン学科准教授、2020年から現職。一般社団法人DOCOMOMO Japan理事
傍島利浩[ソバジマトシヒロ]
1965年大阪生まれ。1991年より藤塚光政に師事。1996年よりフリーランス。建築、インテリア、プロダクト、アート、人物を中心とした雑誌、広告、竣工写真などを手がける。1999年、写真展「都市放浪 PART I」(セラトレーディング)開催。2000年、写真展「都市放浪 PART II」(セラトレーディング)開催。2006年、株式会社プンクトゥム設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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