草思社文庫<br> 生き物の死にざま―はかない命の物語

個数:
  • ポイントキャンペーン

草思社文庫
生き物の死にざま―はかない命の物語

  • 稲垣 栄洋【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 草思社(2022/02発売)
  • 文庫・児童書 ポイント2倍キャンペーン対象商品(8/24まで)
  • ポイント 14pt
  • ウェブストアに12冊在庫がございます。(2025年08月23日 12時11分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794225634
  • NDC分類 481.7
  • Cコード C0145

出版社内容情報

生き物たちの奮闘と哀切を描く感動のベストセラー『生き物の死にざま』の姉妹篇。

内容説明

明日の命もわからない世界で、生き物たちは「今」を生きている―土の中から地上に出たものの羽化できなかったセミ、南極のブリザードのなか決死の想いで子に与える餌を求め歩くコウテイペンギン、毎年熱帯から日本に飛来するも冬の寒さで全滅してしまうウスバキトンボ…限られた命を懸命に生きる姿を描き感動を呼んだベストセラー『生き物の死にざま』の姉妹編。

目次

1 愛か、本能か(コウテイペンギン―氷の世界で数か月絶食して卵を守り続ける父;コチドリ―子を守るための「擬傷」と遺伝子の謎 ほか)
2 生き物と人(セミ―羽化をはばまれた夏;シラスとイワシ―大回遊の末にたどりついたどんぶり ほか)
3 摂理と残酷(カエル―モズに串刺しにされたものたちの声なき声;クジラ―深海の生態系を育む「母」 ほか)
4 生命の神秘(雑草―なぜ千年の命を捨てて短い命を選択したのか;樹木―「生と死」をまとって生き続ける ほか)

著者等紹介

稲垣栄洋[イナガキヒデヒロ]
1968年静岡県生まれ。静岡大学大学院農学研究科教授。農学博士。専門は雑草生態学。岡山大学大学院農学研究科修了後、農林水産省に入省、静岡県農林技術研究所上席研究員などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けやき

51
生き物の死んでゆく様から生命を考える。特に最後の章の「生命の神秘」では自分が生きているという意味を色々と考えさせられた。2022/02/21

たまきら

42
非常に情感的な描写で動物の生態が紹介されています。動物にあまり興味がない人こそ共感しやすいかもしれません。深く考えるためのアイデアをたくさんいただき、読みながら想像を広げる贅沢な時間を楽しみました。冒頭の「愛か、本能か」という問いかけ(私個人は「プログラムされているが、経験や環境で変化するもの」と位置付けています)から、深く賛同する「X」と名付けられたエッセイの結びの言葉「今生きているのは、そんな幸せなただ一人の勝者なのだ」まで、考えることの喜びをたくさんいただきました。面白かった。2024/02/04

Die-Go

38
図書館本。読友の感想を見て読みたくなり、図書館に直行。勘違いをしており、姉妹本を借りてしまったが、これはこれで、哲学的と言うか、動物の生と死に心を重くし、考えさせられることが多かった。前編も読みます。★★★★✩2025/08/12

マリリン

37
生なくして死なし、死なくして生なし...生と死の流れが静かに語られている。命ははかなくても印象的だったのは、〈Ⅰ愛か、本能か〉の項のコウテイペン・生と死のリアルな関係に感動すらしたカバキコマチグモ。〈Ⅱ生きものと人〉の項のウナギ・ウシはどのような過程を経て食されるか、ここまでリアルに突き付けられると色々な想いが交錯するが。〈Ⅲ摂理と残酷〉は、これが自然界なのだと。〈Ⅳ生命の神秘〉の項の人間。今いるという奇跡。死を恐れるのは人間だけ。いずれは土に還る...読了し、時間を経て穏やかな時の流れを感じる。 2024/07/01

ヨノスケ

25
この本の帯に書いてある「生きるとは何だろう?死ぬとは何だろう?」という考えは人間だけが持つものである。生き物は今を生きている。「過去の後悔」や「未来の不安」「死の恐怖」など何もない。本能のまま生きるって幸せそう。そう思う反面、理不尽で残酷な運命が待ち受けているのも彼らの世界である。この本を読んで「命がある限り生きる」という、生き物としてのあたりまえの生死感に今更ながらハっとさせられた。2022/07/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19291478
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品