出版社内容情報
世界中のビジネスが、
1つの勝ちパターンに呑み込まれる。
大量のユーザ獲得、従来の数倍の収益、コスト0で顧客満足向上…。
それができるのには、理由がある。
気鋭の経済学者が新ビジネスモデル「FSP-Dモデル」を解説。
なぜ、デパートや製造業など旧来のビジネスは岐路に立たされているのか?
なぜ、モバイルゲームやフリマアプリなどの新興産業は大きな利益を上げているのか?
〈F=フリー〉〈S=ソーシャル〉〈P=価格差別〉〈D=データ〉の4つを相互作用させる
新しいビジネスモデル「FSP-Dモデル」が、世界のビジネスを席巻しようとしている。
GAFAからメルカリ、LINE、モバイルゲーム業界までもが活用するこのビジネスモデルを、
気鋭の経済学者が解説。すべてのビジネスパーソンに送る経営戦略未来地図。
<内容より>
・「無課金」と「高額課金」の混在が高利益を生む理由
・投資0で顧客満足度を向上させる「ネットワーク効果」
・コンテンツの無料公開は、総合的に見て、損か得か?
・どんどん課金させたモバイルゲームが枯れて失敗した訳
・データ分析の外注頼みが成長鈍化・リスク増大の根源
・1つのプラットフォームが一人勝ちするとは限らない
・SNS上の意見は重要だが利用者の声を代表してはいない
・「限界費用ゼロ」の商品・サービスを扱うべし
・収益を従来の数倍にする「多段階価格差別」とは何か
・フリマアプリで中古売買が増えると新品販売も増える
・データ利活用が進まない原因は経営者にある
・プラットフォームの栄枯盛衰を見抜きつつ便乗しろ
・SNSを利用してリスク回避・販売促進する方法
内容説明
世界中のビジネスが、1つの勝ちパターンに呑み込まれる。大量のユーザ獲得、従来の数倍の収益、コスト0で顧客満足向上…。それができるのには、理由がある。気鋭の経済学者が新ビジネスモデル「FSP‐Dモデル」を解説。
目次
第1章 今までのやり方で売れないのはなぜか
第2章 ビジネスを席巻するFSP‐Dモデルの正体
第3章 儲かるビジネスほどフリーを活用する
第4章 1%から利益を生み出す「価格差別」
第5章 ネットワーク効果をビジネスに活かす
第6章 ソーシャルを活かすマーケティング戦略
第7章 情報社会のビジネスの根底にある「データ」
第8章 FSP‐Dモデルと情報社会のこの先
著者等紹介
山口真一[ヤマグチシンイチ]
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授。博士(経済学)。専門は計量経済学。組織学会高宮賞受賞(2017年)、情報通信学会論文賞受賞(2017年・2018年)、電気通信普及財団賞受賞(2018年)。日本リスクコミュニケーション協会理事、海洋研究開発機構(JAMSTEC)アドバイザー、グリー株式会社アドバイザリーボード、東洋英和女学院大学兼任講師などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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