草思社文庫<br> 鬼谷子―中国史上最強の策謀術

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草思社文庫
鬼谷子―中国史上最強の策謀術

  • 高橋 健太郎【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 草思社(2020/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 248p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794224569
  • NDC分類 124.7
  • Cコード C0134

出版社内容情報

中国戦国時代、一歩道を誤れば命を狙われる乱世の中、言葉一つで天下を自由自在に動かした遊説家たちの「策謀」の技術を本邦初公開。

内容説明

数多ある中国古典の中でも、異端の書として名高い『鬼谷子』。「孫子」こと孫〓(そんぴん)に兵法を授けたとされる鬼谷(鬼谷子)の思想をまとめた、この知られざる古典は、中国の戦麹時代に諸国の王たちを動かした「策謀術」であり、弁舌と頭脳で乱世を渡り歩いた遊説家の英知が結実したリアリズムの書でもある。時には道徳すら武器として用いて強者を思いのままに動かす、恐ろしくも実戦的な中国古典の真髄を解き明かす。

目次

はじめに 『鬼谷子』、ここに解禁
0章 『鬼谷子』とはなにか?
1章 『鬼谷子』の基本―言葉を支配する者がすべてを支配する
2章 「象比」と「飛箝」―相手の本心をえぐり出す技術
3章 「内〓」―「つながり」を利用し心の内側から説得する
4章 「揣摩」―感情の「割り符」で人を動かす技術
5章 「忤合」と「抵〓」―一〇〇%安全をはかる身の処し方、去就の操り方
6章 対話の本質はなにか?―最も危険な罠にはまらないために
7章 「本経陰符七術」―言葉のやりとりは気の戦いである
おわりに なぜ『鬼谷子』だったのか

著者等紹介

高橋健太郎[タカハシケンタロウ]
作家。横浜生まれ。上智大学大学院文学研究科博士前期課程修了。国文学専攻。専門は漢文学。言葉の使い方や読み解き方、古典や名著を題材にとり、独自の視点で研究・執筆活動を続ける。近年は特に弁論術・レトリックをテーマとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kenitirokikuti

8
草思社文庫に収録された。帯には中国ドラマ「鬼谷子 聖なる謀(はかりごと)」がCS放送局「衛星劇場」で日本初放送、と。うーむ、王禅の実写ドラマか。全く考えたことなかったな。あっちではどおいう位置づけなんやろか…??2020/06/14

mikio

5
知恵は、周りの知ることのできないところに用い、能力は、周りの見ることのできないところに用いる。知恵や能力を用いて、これを周りから見ることができるのなら、なすべき「事」を選んでこれに取り組むようなことはしない。これは自らのためである。周りから見ることができないのならば、なすべき「事」を選んでこれに取り組む。これは人のためである。だからこそ、古代の聖なる王の道は「陰」だったのだ。こういう言葉がある。「天地の万物を動かす働きは、高く深いところにある。聖人が自然の摂理を制するのは、隠れ、また隠すところにある。」2020/11/15

大先生

4
鬼谷子は、蘇秦(合従策で有名)と張儀(連衡策で有名)の師匠といわれているものの、その実態はよく分かっていないようです。この本で紹介されている内容は心理学やメンタリズムに似ていると思いますが、凄く現実的というか実践的な内容だと思います。一歩間違えば、即、死という状況で編み出されたわけですから、「誰でも思い通りに操れる」なんて非現実的な嘘くさい教えにはならないわけです。鬼谷子の教えを平易に解説する本なので古典好きには物足りなく感じるかもしれませんが、読んで損はないと思います。陰陽のうち、陰も大切ですね!2020/06/19

Shinya Fukuda

1
縦横家蘇秦、張儀の言動を辿りながら鬼谷子の思想を紹介している。また鬼谷子は孫臏、龐涓に兵法を教えた人としても紹介されている。使われる言葉が独特で苦労する。P41から~45に言葉の意味が纏っている。言葉のやり取りは陰陽の二元論で説明される。陽を突き詰めれば陰でありその逆もある。陽の中に陰がありその逆もある。自分が安全な位置にいて弁舌で相手を自由に動かし目的を達すれば直ちに立ち去る。これが鬼谷子の要諦だ。そのためには陰にいて相手を知り相手の欲することを知ると陽に転じ弁舌で説く。そして深入りせず速やかに離れる。2025/06/03

ごみくず

1
通読2★4.「縦横家(しょうおうか)」とは中国戦国時代に弁舌で君主や周囲を説き国家戦略決定や同盟を結ばせた策謀家の一派であり、国家運営や戦術を司る兵法にも繋がる。鬼谷子は本名王詡、軍事で言えば孫臏や龐涓、縦横家では蘇秦や張儀の師と言われるが実在は不明。聖人が支配した「存在と滅びの門」とは即ち「口」の事。人の心理を操るには相手の「事(本音)」を知る必要があり、それが自分の「謀」に合うかどうかが重要で、その本音を明らかにする事に労を割く。当時の言語表現「陰陽」をよく使う。現代にも繋がるが注釈中心なのが残念2022/11/14

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