香港はなぜ戦っているのか

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794224453
  • NDC分類 302.223
  • Cコード C0036

出版社内容情報

危機は起こるべくして起こった!
香港在住70年のベテランジャーナリストが暴く「一国二制度」の欺瞞に満ちた実態。
中国の圧迫が生んだ「香港人意識(本土意識)」の高揚に光を当てるタイムリーな一冊!

危機の背景にあるのが、香港の中国化と、
それに反発する香港の本土意識の高まり、両者の対決である。
香港の本土意識とは何か。わかりやすく言えば、それは香港を「ふるさと」と考え、
香港の現状(法と自由の尊重)を大切にし、広東語の文化を愛し、香港の利益を優先する
ローカリズム(地域主義)の意識である。
本土意識こそ近年の香港情勢を読み解くキーワードだと言っても過言ではない。
(本書「解説」より)

<目次より>
1、香港の「本土意識」とは何か
2、香港の「本土意識」はいつ生まれたか 
3、なぜ「香港を守る」という意識が拡大したのか 
4、香港人と新香港人 
5、危機に直面する「法治」
6、「愛港」精神と脱中国化 
7、無視されつづける市民感情
8、台湾と香港、新たなアイデンティティの誕生 
9、「一国」の圧迫が生んだ「二制度」の自主意識
10、いかにして混迷から抜け出すか

内容説明

香港でなぜあれほどの騒乱が起こっているのか。そして、それは解決可能なのか。香港在住70年のベテランジャーナリストが暴く「一国二制度」の欺瞞に満ちた実態。中国の圧迫が生んだ「香港人意識(本土意識)」の高揚に光を当てる憂憤の書。

目次

1 香港の「本土意識」とは何か
2 香港の「本土意識」はいつ生まれたか
3 なぜ「香港を守る」という意識が拡大したのか
4 香港人と新香港人
5 危機に直面する「法治」
6 「愛港」精神と脱中国化
7 無視されつづける市民感情
8 台湾と香港、新たなアイデンティティの誕生
9 「一国」の圧迫が生んだ「二制度」の自主意識
10 いかにして混迷から抜け出すか

著者等紹介

李怡[リーイー]
1936年中国広州市生まれ。本名・李秉堯、ペンネームは舒樺、齊辛など。香港の時事評論家、コラムニスト。1956年から文筆・編集活動に入る。1970年に政論月刊誌『七十年代』(後に『九十年代』に改称)を創刊、編集長を28年間務める。1998年に雑誌廃刊後、日刊誌『蘋果日報』の社説やコラム「世道人生」を執筆。また香港の公共放送(RTHK)の番組「一分間の閲読」を主宰し、今日に至る

坂井臣之助[サカイシンノスケ]
1941年東京生まれ。慶應大学経済学部卒業。共同通信社入社。2度の香港特派員、編集委員兼論説委員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Isamash

24
香港の時事評論家リー・イーさんによる2013年出版著書の訳本。元共同通信編集委員・論説委員の坂井申之助が訳。政治的な状況変遷を淡々と述べている。訳のせいかもしれないが、民主化への激しい情熱の様なものはあまり感じられず。ただ、かつて存在したとの中国本土の変化への期待感が消失してしまったことや、一枚岩になれない複雑な状況は理解できた。生まれた子供は香港人となれ、外界への繋がりが期待できることから、大勢の大陸人が香港に出産に来ていたということは初めて知った。香港のことも心配だが、中国の将来も読めない部分有りか。2023/02/27

ののまる

9
香港国家安全維持法が施行されて、この本の時とはまた随分変わってしまったが。2020/11/16

abs862618

5
数日前、香港国家安全維持法が可決され、「香港は死んだ」との言葉が話題になっていた。「今日の香港、明日の台湾、明後日の日本」という言葉も聞こえてくる中、この事態を少しでも理解したく本書を手に取った。本書の基本的な内容は香港の現地新聞で2007〜2013年に連載されたコラムを2013年に現地出版したものであるため、それだけ聞くと古い印象を受けるが、2019年末に書かれた日本語版序文では最新の動向についても触れられているため、時系列で理解する助けになった。どの話もとても対岸の火事とは思えず考えさせられた。2020/07/04

アルミの鉄鍋

4
★3 コロナの前は香港の暴動が注目されてたけど、今は過去の話のようになってる。中国当局から美味しいとこ取りされてる香港。でも、香港は頭良い人多いから知恵の塊で何とかやるか、イギリスから香港返還時の様に、国外に飛んでしまって、ネットワークの中では香港人と言うエストニアの様な電子政府になるか最後はどっちかだろうか…と、考えてしまった。2020/04/05

K

3
2013年頃の現状を扱っているのでその後の大展開は記載なし。たくましい言論で読んでいて爽快だが香港にまだ希望があったからこそとも言える。台湾とはまた違った大陸中国との関係性(中国憎しというより共産党憎し)という視点が興味深い。2025/08/02

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