全国鉄道事情大研究 東北・西部篇

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全国鉄道事情大研究 東北・西部篇

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794223586
  • NDC分類 686.212
  • Cコード C0065

出版社内容情報

東北の大動脈「東北新幹線」と、「山形・秋田新幹線」を徹底解説!
その他、JR奥羽本線、羽越本線などの幹線と東北の東西を結ぶ横断鉄道も完全分析!
各路線への提言のみならず東北旅行の指南書としても最適『全国鉄道事情大研究』全30巻、ここに完結!


『全国鉄道事情大研究』シリーズは、26年前に第1巻が刊行し、本書を以て全30巻で完結する。
数ある鉄道関係書の中でも、全国全路線を詳細に分析した書籍は本シリーズが最高水準を誇る。以下、著者からの辛口提言の一部を紹介。

・東北の鉄道の根幹は、何といってもJR東北新幹線。東北新幹線だけでも700?を超える営業距離を有する。現在は北海道の新函館北斗が終点だが、2031年には札幌までの開通を見込んでいる。現在の課題としては、盛岡以北でも320?運転をして東京―新函館北斗間4時間の壁を破ること。

・JR奥羽本線(福島―秋田)を走る通称・山形新幹線は、福島―米沢に新幹線規格の板谷峠をトンネルで貫通することで、大幅な時間短縮を図ることである。

・JR田沢湖線を走る通称・秋田新幹線は、田沢湖線区間ではE6系車両に車体傾斜システムが装備されているが、これを最大限に活用してカーブの通過速度を上げることである。 

・東京から東武鉄道を経て会津地区を繋ぐ野岩鉄道と会津鉄道は、新宿始発の東武特急「リバティ」の気動車版で新宿からの直通運転を実現し、郡山経由のアクセスに対抗させよ。

・東北の鉄道路線の大半を占めるJR在来線や第三セクターについては、単線区間や閑散線区が非常に多く、鉄道会社や地域市町村が連携しながら抜本的な対策が必要だ。掲載路線を見回せば、JR磐越西線は高出力気動車のダイヤ設定で磐越自動車道に対抗することが必要だろう。

・現在災害で部分不通のJR只見線は、たとえ不通区間が復旧しても1日3往復では公共交通機関として機能しないので、増発して観光路線にも活路を見出すべきであろう。

・日本海側の大幹線であるJR羽越本線は、路線の状態から高速化は望めそうもないため新型高速車両の導入が不可欠。

・山形鉄道フラワー長井線も、快速の増発で山形新幹線へのアクセスを改善すべきだ。

・秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線は、100?近い長距離三セク路線を生かして目玉の観光列車を開発してほしい。 

●JR東北新幹線
…盛岡以北でも320?運転をして東京─新函館北斗間4時間の壁を破れ

●JR奥羽本線(福島─秋田)
…山形新幹線の隘路である福島─米沢に新幹線規格のトンネルを

●JR田沢湖線
…田沢湖線区間では車体傾斜装置を最大限に活用せよ

●野岩鉄道
…新宿始発の東武特急「リバティ」の運転で乗客増を

●会津鉄道
…「リバティ」の気動車版で新宿からの直通運転を実現

●JR磐越西線
…高出力気動車のダイヤ設定で磐越自動車道に対抗

●JR只見線
…会津川口─只見間が復旧しても1日3往復では役立たない

●JR羽越本線
…いま以上の高速化は望めそうもない貨物列車主体の本線

●JR米坂線
…快速「べにばな」の米坂線内通過運転の復活が急務

●JR左沢線
…山形─寒河江間にセミクロスシートの快速を設定せよ
 
●JR北上線
…温泉駅「ほっとゆだ」を軸に1時間を切る速達列車を

など

川島 令三[カワシマ リョウゾウ]
著・文・その他

内容説明

車両多彩な「東北新幹線」、ミニ新幹線電車が走る「奥羽本線」など、計18路線の現状と将来を徹底解説!

目次

JR東北新幹線―盛岡以北でも320キロ運転をして東京‐新函館北斗間4時間の壁を破るべし
JR奥羽本線(福島‐秋田)―山形新幹線の隘路、福島‐米沢に新幹線規格の板谷トンネルを
JR田沢湖線―田沢湖線区間では車体傾斜装置を最大限に活用せよ
野岩鉄道―新宿始発の東武特急「リバティ」の運転で乗客増を
会津鉄道―「リバティ」の気動車版で新宿からの直通運転を実現
JR磐越西線―高出力気動車のダイヤ設定で磐越自動車道に対抗
JR只見線―不通区間が復旧しても1日3往復では公共交通機関として役立たない
JR白新線―全線複線化を早期実現して行き違い駅のロスを解消
JR羽越本線―いま以上の高速化は望めそうもない貨物列車主体の本線
JR米坂線―快速「べにばな」の米坂線内通過運転の復活が急務〔ほか〕

著者等紹介

川島令三[カワシマリョウゾウ]
1950年、兵庫県生まれ。芦屋高校鉄道研究会、東海大学鉄道研究会を経て「鉄道ピクトリアル」編集部に勤務。現在、鉄道アナリスト、早稲田大学非常勤講師、全国鉄道利用者会議顧問。草思社から1986年に刊行された最初の著書『東京圏通勤電車事情大研究』は通勤電車の問題に初めて本格的に取り組んだ試みとして大きな反響を呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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やまほら

0
「神戸篇」から26年30冊で、ついに日本の全鉄道を網羅。最後は駆け足というかなんというか、最後の最後の秋田内陸縦貫鉄道では、接続する奥羽本線を羽越本線とする誤記が頻発。かつての鋭いとも荒唐無稽とも言える提案も、ほぼ現れず。最後の「秋田内陸縦貫鉄道に旧国鉄の寝台客車や食堂車を」がその片鱗を残すのみというところか。とにかく、お疲れさまでした、という感じ。書いた方にも読んだ方にも。2019/01/22

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