草思社文庫<br> 脱原発の罠―日本がドイツを見習ってはいけない理由

個数:
電子版価格
¥825
  • 電子版あり

草思社文庫
脱原発の罠―日本がドイツを見習ってはいけない理由

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月11日 05時29分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 232p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794223357
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0136

出版社内容情報

先進国の脱原発は難しい。とりわけ、日本でそれを行うのは困難を極める。なぜなら――。

脱原発で世界を先導していると言われることが多いドイツの実情を紹介、日本と比べて非常に恵まれたエネルギー環境にあるドイツでさえ悪戦苦闘していることを明らかにする。また、日独両国で期待されつつも実際には大きな問題を引き起こしている「再生可能エネルギー」による発電についても詳細に解説。さらに、日本が他国と比べて、脱原発を実行することが難しい理由を整理、「日本がそのままドイツの真似をすれば、必ず命取りになる」と警鐘を鳴らす。第36回エネルギーフォーラム賞普及啓発賞を受賞した『ドイツの脱原発がよくわかる本』(2015年刊)に最新の状況を踏まえて加筆、改題した文庫版。まさに悪戦苦闘。それでも脱原発へと進むドイツ。しかし、日本にはそれを真似てはいけない理由がある。在独30年の著者による現状リポート。

<目次より>
まえがき リスクマネージメントとは何か?
第1章 ドイツが脱原発を決めるまでの紆余曲折
第2章 脱原発を理解するための電力の基礎
第3章 ドイツの夢見た再エネが直面した現実
第4章 今、ドイツで起こっていること
第5章 ドイツの再エネ法が2014年に改正されたわけ
第6章 「再エネ先進国」を見習えない理由
第7章 原発はどれだけ怖いのか?
第8章 ドイツの放射性廃棄物貯蔵問題はどうなっているか
第9章 日本の原発を見にいく
第10章 日本の電力供給、苦闘の歴史と現在
第11章 ドイツの脱原発を真似てはいけない理由
第12章 日本の豊かさを壊さない賢明な選択を

まえがき リスクマネージメントとは何か?
第1章 ドイツが脱原発を決めるまでの紆余曲折
第2章 脱原発を理解するための電力の基礎
第3章 ドイツの夢見た再エネが直面した現実
第4章 今、ドイツで起こっていること
第5章 ドイツの再エネ法が2014年に改正されたわけ
第6章 「再エネ先進国」を見習えない理由
第7章 原発はどれだけ怖いのか?
第8章 ドイツの放射性廃棄物貯蔵問題はどうなっているか
第9章 日本の原発を見にいく
第10章 日本の電力供給、苦闘の歴史と現在
第11章 ドイツの脱原発を真似てはいけない理由
第12章 日本の豊かさを壊さない賢明な選択を

川口マーン惠美[カワグチマーンエミ]
著・文・その他

内容説明

先進国の脱原発は難しい。とりわけ、日本でそれを行うのは困難を極める。なぜなら―。脱原発で世界を先導していると言われるドイツの実情を紹介、日本と比べて非常に恵まれたエネルギー環境にあるドイツでさえ悪戦苦闘していることを明らかにする。また、期待されつつも大きな問題を引き起こしている「再生可能エネルギー」についても詳細に解説。さらに、日本の脱原発が他国と比べて難しい理由を整理、「ドイツの真似をすれば、必ず命取りになる」と警鐘を鳴らす。

目次

ドイツが脱原発を決めるまでの紆余曲折
脱原発を理解するための電力の基礎
ドイツの夢見た再エネが直面した現実
今、ドイツで起こっていること
ドイツの再エネ法が2014年に改正されたわけ
「再エネ先進国」を見習えない理由
原発はどれだけ怖いのか?
ドイツの放射性廃棄物貯蔵問題はどうなっているか
日本の原発を見にいく
日本の電力供給、苦闘の歴史と現在
ドイツの脱原発を真似てはいけない理由
日本の豊かさを壊さない賢明な選択を

著者等紹介

川口マーン惠美[カワグチマーンエミ]
日本大学芸術学部卒業後、渡独。1985年、シュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科修了。2016年、『ドイツの脱原発がよくわかる本』(草思社)で第36回エネルギーフォーラム賞・普及啓発賞、2018年、『復興の日本人論』(グッドブックス)で第38回エネルギーフォーラム賞・特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gordon

2
チェルノブイリや福島の事故によって原発は悪者という雰囲気が世の中に漂っているが、本書ではドイツと比較しながら原発の必要性を説く。海で隔たれ自国内に資源が少ない日本では原発が有効である事はなんとなくわかる。太陽光や風力などの自然エネルギー発電も安定した出力が難しくベースロード電源として火力や原子力も必要ということもよく分かった。しかしながらいざ事故が起こった時のリスクはやっぱり大きいと思う。 2018/12/29

後藤良平

1
筆者が最後に語っていることは、真剣に考えたい。日本は電力を融通しあえる隣国が無い。日本には自前の資源がない。ドイツはフランスの原子力発電による電気を入れられる。さらに自国の褐炭を使用した発電で22%を供給できている。そのような状況を無視して、ドイツで出来たから何故日本で脱原発が出来ないのかという議論はおかしい。そして、再生可能エネルギーの不安定さを、もっと冷静に考えるべき。東京都は各家庭への太陽光パネル設置に補助を出すらしいが、そこに蓄電池設置の補助まで付けなければ片手落ちだ。年間No.126Kindle2022/11/22

k6pn

1
脱原発の何が問題なのかが、わかり易くまとめられており良い本だと思った。豊かな国を残してくれた先人への敬意やそれを未来の子供たちに引き継いでいきたいという筆者の真摯な思いも伝わった。2021/08/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12865404
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品