ライト兄弟―イノベーション・マインドの力

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  • サイズ B6判/ページ数 422p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794222787
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C0023

出版社内容情報

人類の長年の夢を実現させたライト兄弟の飽くなき探究の軌跡を描きつくす。2015年にアメリカで発売されるやニューヨーク・タイムズのベストセラー1位を独走した決定版評伝!
1903 年12 月17 日、ノースカロライナ州キティホーク近郊のキルデビルヒルズ。ウィルバーとオーヴィルのライト兄弟は、12 馬力のエンジンを搭載した「ライトフライヤー号」で有人動力飛行に初めて成功した。
人類を地上から解き放つこの革新技術を実現させた兄弟の苦闘と家族の愛情の足跡を、膨大な量の日記や報道記事、家族との手紙などの資料を駆使して描き切った評伝の決定版。

始まりの物語
大空への夢
風が吹く場所
揺るぎない決意
1903 年12 月17 日
ハフマン・プレーリーの空
第一級の見本
勝利のル・マン
墜落
至福のとき
歓喜の日

デヴィッド・マカルー[デヴィッド マカルー]
著・文・その他

秋山勝[アキヤママサル]
翻訳

内容説明

1903年12月17日、ノースカロライナ州キティホーク近郊のキルデビルヒルズ。ウィルバーとオーヴィルの兄弟は、12馬力のエンジンを搭載した「ライトフライヤー号」で有人動力飛行に初めて成功した。人類を地上から解き放つこの革新技術を実現させた兄弟の苦闘と家族の愛情に支えられた足跡を、膨大な量の日記や報道記事、家族との手紙などの資料を駆使して描き切った評伝、決定版。ニューヨークタイムズ・ベストセラー第1位、アマゾンThe Best Books of 2015。

目次

第1部(始まりの物語;大空への夢;風が吹く場所;揺るぎない決意)
第2部(一九〇三年十二月十七日;ハフマン・プレーリーの空;第一級の見本;勝利のル・マン)
第3部(墜落;至福のとき;歓喜の日)

著者等紹介

マカルー,デヴィッド[マカルー,デヴィッド] [McCullough,David]
作家、歴史家。1933年、ピッツバーグに生まれる。イェール大学卒業後、スポーツ・イラストレイテッド誌、アメリカン・ヘリテージ誌で編集に携わる。1968年、The Johnstown Floodを発表、以降、本格的な作家活動に入る。Truman(1992)とJohn Adams(2001)でピュリツァー賞受賞。1977年のThe Path Between the Seas(1977、邦訳『海と海をつなぐ道―パナマ運河建設史』鈴木主税訳)と若き日のセオドア・ルーズベルトを描いたMornings on Horseback(1981)で全米図書賞受賞

秋山勝[アキヤママサル]
翻訳者。1957年生まれ。立教大学卒。編集者を経て翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もえ

25
人類初の動力飛行を成し遂げたライト兄弟の伝記。作者のデヴィッド•マカルーは、米国議会図書館の膨大な手紙や日記、資料等のコレクションを元に、ライト兄弟の幼少期からの人生を丁寧に描いている。ウィルバーとオーヴィル兄弟の勤勉で謙虚な性格は牧師である父親譲りでもある。活発で明るく唯一大学を出た妹のキャサリンは生涯をかけて兄弟を支えていく。ライト兄弟が初めて飛行に成功した時の見物人はたったの5人でずっと世間から嘘つき呼ばわりされていたことに驚く。5年後のルマンでの公開飛行の成功は感動的だ。写真も豊富でお勧めの伝記。2024/05/30

ケニオミ

13
恥ずかしながら、世界初の飛行実験に成功した兄弟としか知らなかったです。その二人の生い立ちから亡くなるまでを十分に調べ、丁寧に紹介している伝記です。やはり最初に事を成す人は、子供の頃から違うんですね。機械に対する好奇心が非常に強い。それにその好奇心を満足させようとする家族にも恵まれている。下調べも十分に行い、風洞実験を何度も行なった結果、先人達の飛行に関する考察が全て誤っているのを発見するなんて喜劇みたいな展開もあります。あまりに二人が聖人君子みたいので、その分面白みに欠けますが、十分お薦めできる一冊です。2017/06/21

nob

6
小学生の頃、子供向けの偉人の伝記シリーズをよく読んでいて、中でもアンリ・ファーブルとライト兄弟の伝記が好きだった。小さい妹がいたのは覚えているが、お父さんは全く印象が無かったな。息子と共に飛行機に乗った寡黙な牧師が、上空で唯一発した言葉。「もっと高く。もっと高くだ、オーヴィル」。ライト兄弟の物語は、実は、ライト一家の物語であった。2023/06/15

5
人類初の動力飛行を達成したライト兄弟の最新評伝。日本で出版される以前からNYTのランキングなどで目にしていて、気になっていた本です。アメリカ本国で大ベストセラーになったのも納得な素晴らしい本でした。膨大な資料を元に、兄弟の人となりを見事に描き出していたと思います。人物伝でここまで心を揺さぶられたのは今まで数えるほどしかありません。第11章のラストシーンが本当に美しい。お薦めです。2017/07/24

マリモ

4
一言で言うと感動した!ライト兄弟は自転車店を経営しながら隙間時間を見つけては常に飛行機の研究をしていた。何度も何度も失敗を重ねても飛べると信じていた。公で飛ばすまでは馬鹿にすらされていた。信じることの大切さを教えてくれた。2019/11/29

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