出版社内容情報
教育なしでは4までしか数えられない人間に、筆算や比例、方程式までできるようにさせる凄い科目、算数の裏にある秘密とその歴史を語る。筆算には小学校で習ったのよりずっといい方法があるし、分数で通分が必要な理由は折り紙を使えば納得できる―。数え方から方程式、確率まで、わけもわからず覚えこまされたあの頃のトラウマを癒しつつ納得させる、おとなのための算数読本。
ローレンス・ポッター[ローレンス ポッター]
著・文・その他
谷川漣[タニカワレン]
翻訳
内容説明
本書は算数が苦手だった人のための楽しいセラピーである。教え方から方程式、確率までわけもわからず覚え込まされた、あの頃のトラウマを癒やしつつ、「そうだったか!」と目からウロコの体験ができると保証する。筆算には小学校で習ったのよりもっとスマートな方法があるし、分数の通分は折り紙を使えば理解できるのだ。本書を読めば、積年の算数アレルギーが取り除かれるうえに、明日からはちょっとした計算にも自信がもてるようになる。問いを解く喜びと出会う、かつて算数嫌いだったおとなのための算数読本。
目次
第1部 数を数え、暗算し、筆算するまで(4以上数えられるなんて、天才!;十進法じゃない数えかた? ほか)
第2部 比例計算から分数、百分率まで(美しい比例関係「黄金比」;いにしえの比例計算法「黄金律」 ほか)
第3部 xの使い方から二次方程式まで(存在しうるすべての数を表すxの使い方;方程式の左右両辺に同じことをする ほか)
第4部 サイコロばくちから生命保険まで(「確率は人生の導き手」なんて期待しすぎ;確率研究の始まりはばくちに勝つため ほか)
著者等紹介
ポッター,ローレンス[ポッター,ローレンス] [Potter,Lawrence]
英カンタベリーで育つ。現役の数学教師。2年間、英サウスロンドンの学校につとめた後、アフリカのルワンダの学校で数学を教えた。現在は再びサウスロンドンの学校に戻り、数学を教えている
谷川漣[タニカワレン]
1959年生まれ。東京大学文学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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