出版社内容情報
美しい結晶の形を保って、空から降ってくる雪。日の出とともに、地表で輝きを放つ霜の花。さらには、ダイヤモンドダストや雹、樹氷に御神渡(おみわたり)にいたるまで、氷の世界、雪の世界の科学を、元高校教諭の著者が自身で撮影した美しい写真ともに紹介。
・水面にできる氷?氷には不思議な模様がある
・水が流れてできる氷?さまざまな立体構造
・降る氷?空からの氷もいろいろ
・雪面模様?降った雪が作っていく形
・山の雪?動いて、残って、さまざまな姿に
・雪害?雪と関わる生活の大変さ
…ほか
武田康男[タケダヤスオ]
1960 年生まれ。東北大学理学部地球物理学科卒業。元高校教諭。大学非常勤講師。気象予報士。日本気象学会会員。日本自然科学写真協会会員。第50 次南極地域観測隊員として、2009 ? 2010 年に昭和基地で越冬観測。著書に『空の色と光の図鑑』[共著]、『楽しい気象観察図鑑』、『すごい空の見つけかた』、『すごい空の見つけかた2』、『世界一空が美しい大陸南極の図鑑』(以上、草思社)、『雲と暮らす。』(誠文堂新光社)など。
内容説明
「霜柱」と「霜」はどう違うの?美しい雪結晶ができる温度は?池の氷はどこから凍りはじめる?雪と氷の不思議を美しい写真で紹介、その科学を解説する初めての図鑑。
目次
第1部 氷(水面にできる氷―氷には不思議な模様がある;水が流れてできる氷―様々な立体造形;生えてくる氷―伸びる氷には不思議がいっぱい;降る氷―空からの氷もいろいろ;つく氷―どこにどうつくかは天気次第;動く氷―氷はゆっくり動き、大地を削る)
第2部 雪(降る雪―天からの手紙を読もう;雪面模様―降った雪がつくっていく形;雪道―雪に対応する雪国の交通常識;山の雪―動いて、残って、さまざまな姿に;雪害―雪と関わる生活の大変さ;富士山の12カ月―印象は雪で変わる;南極の不思議な雪と氷)
著者等紹介
武田康男[タケダヤスオ]
1960年、東京都生まれ。東北大学理学部卒業後、千葉県立高校教諭(理科)。第50次南極地域観測越冬隊員。気象予報士、空の写真家。日本気象学会会員、日本雪氷学会会員。現在、大学の非常勤講師、講演、執筆、写真・映像撮影、テレビ番組制作などをしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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