コールダー・ウォー―ドル覇権を崩壊させるプーチンの資源戦争

個数:
電子版価格
¥2,420
  • 電子版あり

コールダー・ウォー―ドル覇権を崩壊させるプーチンの資源戦争

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年08月13日 01時19分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794221315
  • NDC分類 568.09
  • Cコード C0031

出版社内容情報

東西冷戦をしのぐ米露の熾烈な戦いが始まっている。プーチンは今、膨大なエネルギー資源を武器に強力な資源外交を展開している。狙いは資源取引のドルベース・ルール(ペトロダラーシステム)に変更を迫り、アメリカ覇権を転覆させることだ。その長期戦略はもはや経済制裁や原油安では阻止できない。米国有数のファンドマネージャーが資源開発現場で得た最新情報をもとに、ドル崩壊の危機を予測した全米ベストセラー!

■ロシア新興財閥を掌握したプーチン 
■クリミアはロシアに還る
■プーチンの石油・天然ガス・ウラン戦略 
■ドル崩壊を自ら加速させるアメリカ
■原油価格は歴史的底値か 
■ロシア・中国連携……

【著者紹介】
ケイシー・リサーチセンター・エネルギー部門主任研究員。エネルギー産業に特化した投資ファンドマネージャーとして大きな成功を収める。ブルームバーグ、フォーブス、CNBCに多数寄稿。カナダ・ブリティッシュコロンビア大卒。

内容説明

プーチンが仕掛ける新冷戦がアメリカの覇権を終焉させる!?資源開発現場で得た最新情報をもとに、世界激震の背後にあるプーチンのしたたかな資源戦略を洞察、目前に迫るドル崩壊の危機を予測して全米ベストセラーとなった戦慄の書!

目次

失われた十年の終わり
新興財閥(オリガルヒ)との戦い
グレートゲームと新冷戦
スラブ戦士プーチンの登場
ウクライナ問題
プーチン分析
プーチンの石油戦略
天然ガス戦略
ウラン戦略
対中東戦略
黄昏のペトロダラーシステム
ペトロダラーシステム崩壊後の世界
エネルギー市場のデフレ傾向のなかで試されるプーチン戦略

著者等紹介

カツサ,マリン[カツサ,マリン] [Katusa,Marin]
ケイシー・リサーチセンター・エネルギー部門主任研究員。エネルギー産業に特化した投資ファンドマネージャーとして大きな成功を収める。世界各地の資源開発現場に飛び、第一線の最新情報を持つ。「ケーシー・エネルギー・リポート(Casey Energy Report)」を執筆、多くの講演をこなす。『フォーブス』、ブルームバーグ、CNBCなどへの寄稿多数。ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)卒業

渡辺惣樹[ワタナベソウキ]
日本近現代史研究家。1954年生まれ。東京大学経済学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

lovemys

8
結局、天然資源か。数多くの戦争は、そこに行き着く。ロシアを愛するプーチンは、ロシアの資源も利権も他国に譲らない。ロシアがEUに加盟して、ヨーロッパと手を組もうとしてもアメリカが許さない。EUもアメリカには逆らえない。そこに中国と中東、サウジアラビアが力を持ってきて……。日本、ポーッとしてて大丈夫なのか?(汗)ウクライナで起きてることが詳しく書かれていた。各国は、それを十分知っていて現状態にある。日本はアメリカと仲良くしてるだけじゃダメだろ。難しい話は斜め読みしたけど、興味深い内容でした。2023/01/10

ZEPPELIN

8
原油安でロシア経済がピンチ、というニュースはよく聞いた気がするけれど、全くそんなことはないとする著者。ロシアが天然資源大国であること、エネルギー面でヨーロッパのロシアに対する依存度が高いことなど、世界各地の反米の空気と合わせて、確かにプーチンの目指しているというドル体制の破壊も不可能ではないと思わされる。ただ、途中で投資を勧めるあたりにどうも嘘臭さが。とはいえ、我が国がエネルギー弱国であるのは事実であり、過去にはそれで痛い目にも遭っている。アメリカ支配の体制を信用しすぎてはいけない2015/09/26

ソウ

3
大変興味深い内容。米は、金に裏付けられた貨幣制度から石油にリンクしたドル制度(ペトロダラーシステム)を構築し、強大な軍事力を背景に、 「放漫な金融政策」と「過干渉外交」を実施してきた。しかし、リーマン・ショックや中東の混乱等の原因に。プーチンは豊富なエネルギー資源を武器に、傲慢な米のドル支配からの脱却を目指す。あまり触れられていないが、習近平も然り、中露が接近するのは当然。本書を読めば、米一辺倒の日本の安全保障や外交政策は非常に危険に感じられる。あとやはり金は持っておいた方が良さそう。2015/08/03

お抹茶

2
プーチンが権力を握る過程と,原油のドル建て取引というペトロダラーシステムへの挑戦につながる資源戦略を描く。プーチンはロシアの将来についてのグランドデザインに従う者は邪魔せず,反対する者は必ず潰す。ヨーロッパにとって唯一安定的なエネルギー供給源はロシアであり,プーチンはパイプラインや港湾整備を進めるとともに,石油会社を成長させ,OPECとの連携も視野に入れる。ウラン開発でも濃縮施設を拡充して供給を支配し,価格もコントールする。中東の混乱はプーチンにとって有利で,アメリカのペトロダラーシステムに風穴を開ける。2019/03/28

guanben

2
ドルの「強さ」の要因は、石油貿易の決済通貨だから。プーチンの狙いは、ロシアの豊富な地下資源を武器に、石油=ドルの壁を突き崩そうというもの。アジア・中東・アフリカを巻き込んでアメリカの牙城に挑んでいく様をレポート。2014年の作品なので、最新版にアップデートしたものを読んでみたい。この時点で、ロシアとウクライナの関係は悪く、クリミア併合→全土侵攻もさもありなんという感じだが、一方でウクライナを餌にして、アメリカがプーチンをハメたんじゃないかと思えてくる。ドル打倒の構想は頓挫したわけだから。2022/12/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9728809
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品