検証 日本統治下朝鮮の戦時動員 1937‐1945

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検証 日本統治下朝鮮の戦時動員 1937‐1945

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  • サイズ B6判/ページ数 363p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794220851
  • NDC分類 221.07
  • Cコード C0022

出版社内容情報

支那事変・日中戦争(1937年)から太平洋戦争(1941年)へと戦況が拡大するなか、日本は統治下朝鮮の兵力・労働力動員を余儀なくされた。??強制連行?∞?従軍慰安婦?≠ネどの史実を無視した言説で語られてきた、この「朝鮮の戦時動員」を取り上げ、米国議会図書館所蔵の旧日本陸海軍史料、朝鮮総督府公文書、体験者の口述をもとに、これを検証。気鋭の米国人研究者が可能なかぎり公正にその実相を追求した「朝鮮戦時動員」史。

【著者紹介】
米コースタル・カロライナ大学歴史学准教授。1970年生まれ。02年ハワイ州立大学マノア校で博士号取得(朝鮮史)。ジョージ・アキタ氏(ハワイ大学名誉教授)との共著『「日本の朝鮮統治」を検証する 1910-1945』で、2014年7月、第1回(寺田真理記念)日本研究賞を受賞。

内容説明

日中戦争から太平洋戦争へと戦局が推移するなか、準備不足を懸念しつつも、日本は統治下朝鮮での戦時動員(労務動員・志願兵制度・徴兵制度)に踏み切る。これら戦争中の体験はのちに、“強制連行”“従軍慰安婦”などの造語を生み、政治的色合いの濃い言説で語られ、外交の火種であり続けた。気鋭の米国人研究者が、英語圏における研究対象から欠落していた「朝鮮の戦時動員」を取り上げ、総督府文書をはじめとする膨大な資料を読み込み、他の列強の政策と比較しつつ、可能なかぎり公正にこれを検証。朝鮮の大方の人々が自らの意思で日本の戦争遂行努力に協力し、ときにしたたかに抵抗していたその実相を明らかにする。民族史観的パラダイムを超えた、新世代による「統治史」研究の登場である。

目次

1章 朝鮮人の徴兵・徴用が持つ意味(朝鮮総督府 その性格と権力;朝鮮人の戦争準備態勢 ほか)
2章 朝鮮人特別志願兵制度(徴兵政策の立案過程;兵役制導入のための宣伝工作 ほか)
3章 朝鮮人徴兵制度(朝鮮兵徴集の決断;徴兵制度導入のための準備 ほか)
4章 朝鮮人の労働動員(戦時労働動員の法的基盤;労務動員計画 ほか)

著者等紹介

パーマー,ブランドン[パーマー,ブランドン] [Palmer,Brandon]
コースタル・カロライナ大学歴史学部准教授。1970年生まれ。97年ブリガム・ヤング大学にて修士号取得(国際関係論)、2005年ハワイ大学マノア校にて博士号取得(朝鮮史)。著書に、ハワイ大学マノア校名誉教授ジョージ・アキタ氏との共著『「日本の朝鮮統治」を検証する1910‐1945』(Japan in Korea:Japan’s Fair and Moderate Colonial Policy(1910‐1945) and Its Legacy on South Korea’s Developmental Miracle)

塩谷紘[シオヤコウ]
ジャーナリスト。1940年生まれ。AP通信社勤務、リーダーズ・ダイジェスト誌日本版編集長、文藝春秋北米総局長を経て、フリー・ジャーナリスト活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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軍縮地球市民shinshin

5
日本の朝鮮統治の研究は「朝鮮民族主義史観」に彩れており、図式が日本vs朝鮮というものにとらわれている限り、如何なる史実を掘り起こしても結論は決まっている。その「民族主義史観」を排し、極力史実に即した形で日本の戦時下の朝鮮人への徴兵や徴用について研究した本。過酷な労働環境だったと主張する朝鮮人がいる一方、日本人は平等に扱い賃金も良かったと回顧している朝鮮人もいて、なぜ両極端にこうも意見が分かれるのか、という当たり前の疑問から出発している。日本人研究者からはこういった本は出ないと思う。翻訳がやや難か。2016/03/10

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