草思社文庫<br> 日本人が知らない軍事学の常識

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草思社文庫
日本人が知らない軍事学の常識

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  • サイズ 文庫判/ページ数 403p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794220813
  • NDC分類 390
  • Cコード C0131

出版社内容情報

政治家の嘘を見破り、??敵?≠フ正体を見極める! 米中の実力から原発まで。軍事常識に照らして極東のパワーバランスを概説。危機の所在を解き明かした瞠目の書!

【著者紹介】
著述家、軍学者。1960年長野市生まれ。陸上自衛隊を経て神奈川大学英語英文科、東京工業大学江藤淳研究室に所属。社会工学専攻修士。著訳書に『兵頭二十八の農業安保論』『日本人が知らない軍事学の常識』『北京が太平洋の覇権を握れない理由』『「日本国憲法」廃棄論』(いずれも草思社)、『人物で読み解く「日本陸海軍」失敗の本質』『新訳・孫子』『新訳・フロンティヌス戦術書』『新訳・戦争論』(いずれもPHP研究所)、『新解 函館戦争』(元就社)など多数。

内容説明

戦後日本は軍事の視点をなおざりにしてきた。軍事は社会の実相を正確に把握するための最も合理的な手立てのひとつであり、この視点を欠いたがゆえに、我々は国際情勢を俯瞰することもできず、閉塞感にさいなまれることになったのではないか。軍事の常識に照らしてみれば、尖閣、北方領土から原発、TPPまで、日本が直面する難題の本質と危機の所在は明らかになるはずだ。極東パワー・バランスの現状を軍事に即して読み解き、空理空論を脱したリアルなものの見方を示した画期的な「軍事学独習書」である。

目次

第1章 なぜ、いまの日本では軍事学など勉強する価値がないのか
第2章 アメリカ政府と米軍は、いま、何をしたがっているのか
第3章 日本の戦力は、いったい、ナンボのものなのか
第4章 北朝鮮と韓国、日本の「敵」はどっちなんだ?
第5章 シナの、何がいちばんの脅威なのか
第6章 ロシアが「ハードランディング」続行中の理由
第7章 核攻撃と原発攻撃から国民をいかに防御できるか
第8章 靖国神社と「偽憲法」に正しく向き合う

著者等紹介

兵頭二十八[ヒョウドウニソハチ]
著述家、軍学者。1960年長野市生まれ。陸上自衛隊を経て、神奈川大学英語英文科、東京工業大学大学院江藤淳研究室に所属。社会工学専攻修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

20
軍学者、12年。学ぶ事が多かったが、西郷どんの征韓論(遣韓論)はロシアの侵蝕を見越していたとは知らなかった(p143)→領土、国境の確定へ。北朝鮮、シナだけでなく、米軍や韓国の諸事情も知る事ができた。2020/05/22

しんこい

8
外交に徹するにしろ武力行使するにしろ、相手の実力や見方を知らずしては戦えないという事ですね。それにしても相手の戦力を分析し、常に活動状況をキャッチして即応できる体制を作りと、どこまでやるか線を引かないと途方もないお金がかかりますね。米軍はよくぞここまでやっていると感心。2015/02/28

鮫次郎

4
シナもば韓国もキタ朝鮮も…そしてロシアも、言うほど軍事力は脅威じゃないレベルなんだね。あと海兵隊と空軍が不仲の沖縄米軍事情がよくわかりました。ともあれ、「対等」は存在せず常に上下関係をつけたがる中韓みたいな蛮族とはつきあわないほうが良いと再確認できました。竹島からはあのダニども、はよ追い出すべし!!2014/11/20

CTC

3
軍学者を名乗る著者。自衛隊を経て、東工大で江藤淳に学ぶなど経歴も異色。渡世名と肩書が示すように、割と衒気がある訳だが、独自の視点は非常に貴重。①06年の中潜水艦によるキティホーク事件は、危機感醸成のための米海軍のヤラセ②普天間移設問題の根本に、米海兵隊と空軍の階層差の問題あり③北方領土3島手打論④靖国問題の因は霊璽簿の存在と合祀基準の曖昧さ(過不足ともに)。A級戦犯云々はBC級も同様ゆえ一端に過ぎず、英霊の一覧として不十分な霊璽簿は、勅使立会いの下、特別招魂祭で奉焼し、靖国の公的な性格を確立されたい…と。2014/11/26

肉欲棒太郎

2
米軍の内幕についての解説が面白かった。原発は国防の観点から危険極まりない代物なので、やはり廃止するのが望ましいと思った。靖国神社は「慰霊の場」ではないという主張に賛同。2017/04/16

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