出版社内容情報
プロ野球80 年の歴史の中で真に優れたピッチャーは誰か。金田正一、稲尾和久、江夏豊から、最近の大谷翔平まで25 人の投手を分析する。
田中将大の大活躍からにわかに日本人ピッチャーの評価が高まっている。プロ
野球80 年の歴史の中で真に優れたピッチャーは誰か。金田正一、稲尾和久、
江夏豊から、最近の大谷翔平まで25 人の投手の列伝風評論。肩と肘に負担を
かけながら全力で投げる投手たちはどのように投手生命を全うしたか。一試合
100 球、年間200 イニングまでを守る大リーグと登板過多で短命に終わる日本
との比較も興味深い。
金田正一 腕がグニャグニャに、ゴム人形のようにしなった
堀内恒夫 超一級品のドロップも、指導者として失格
江川卓 8回9回で尻上がりに球速150キロ
大谷翔平 由規でもわかる危険な160 キロの誘惑
工藤公康 長持ちの秘訣は御身大切の「隔年エース」
西本聖 不遇・悲運のなかの反骨のシュート
伊藤智仁 ルーズショルダーとスライダーの一瞬の輝き
松坂大輔 四球が多く球数を投げすぎ肩を壊す…など25 人
【著者紹介】
1942 年横浜生まれ。明治大学卒業。ラジオ局に入社後、アナウンサー、ディレクターとして野球、ラグビー、サッカー等を取材。1989 年度日本経済新聞・テレビ東京主催ビジネスストーリー大賞受賞。1992年度NHK「演芸台本コンクール」佳作入賞。著書に『プロ野球をここまでダメにした9 人』『名将たちはなぜ失敗したか』『プロ野球誤審の真相』『野村克也は本当に名将か』『プロ野球 球団フロントの戦い』(以上、草思社)、『江川の四試合』『がんばれ!! ニッポンプロ野球』『J リーグ崩壊』(以上、総合法令出版)『信長は本当に天才だったのか』(河出文庫)など。
内容説明
田中将大のメジャーでの活躍、大谷翔平の160キロ超えなど、いまにわかに日本球界のピッチャーに注目が集まっている。プロ野球80年を迎え、過去現在、真にNo.1のピッチャーは誰か。最速の投手は?誰も打てない魔球の投手は?金田正一、江夏豊といった伝説の投手から、田中将大、大谷翔平、藤浪晋太郎などの現役投手まで、25人の力量と人物をエピソード豊富に描いた名投手列伝。
目次
1 快速球の投手たち
2 頭脳派投手たち
3 シュートの名人
4 スライダーの達人
5 たった一人の魔球派
6 フォークの神様
7 現代のエースたち
8 メジャーの開拓者たち
9 新戦力は名投手の香り
著者等紹介
工藤健策[クドウケンサク]
横浜生まれ。明治大学卒業。ラジオ局に入社後、アナウンサー、ディレクターとして野球、ラグビー、サッカー等を取材。1989年度日本経済新聞・テレビ東京共催ビジネスストーリー大賞受賞。1992年度NHK「演芸台本コンクール」佳作入賞。2012年度、東京千代田区主催ちよだ文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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