ロシア利権闘争の闇―迷走するプーチン政権

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ロシア利権闘争の闇―迷走するプーチン政権

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  • サイズ B6判/ページ数 335p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794220615
  • NDC分類 312.38
  • Cコード C0031

出版社内容情報

ウクライナ危機の背景にあるロシアの行動原理を元日経新聞モスクワ特派員が詳細に解き明かす必読書!

ロシアによるクリミア編入は、プーチン政権の無法ぶりが対外的に露呈した事件だった。ロシアでは近年、石油や天然ガスなどの巨大エネルギー利権が、国営企業などを基盤とするプーチンの友人グループに分け与えられ、その利権追求を司法権力も支援してきた。それに対峙するのが、メドヴェージェフら欧米寄りのリベラルグループである。本書では、この二大勢力の闘争を軸に、現在のロシア政財界の広大な闇に迫る。緊迫するウクライナ情勢についても詳説。

●ロシアのエネルギー利権を仕切るのは、プーチン側近の大統領府副長官セーチンだった。
●セーチン率いる国営石油王手「ロスネフチ」と、メドヴェージェフ率いる天然ガス最大手「ガスプロム」の壮絶な戦い。
●ウクライナ危機を招いたのは、プーチンによる同国への天然ガス輸出価格のつり上げが原因だった。
●プーチン一派の汚職を追及したあるロシア人弁護士の拷問死を機に、米ロ関係は最悪に。

【著者紹介】
1944 年神奈川県生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒業。70 年日本経済新聞社入社。81 年から4 年間モスクワ特派員。国際部編集委員などを経て2007 年退職。現在、関東学院大学経済学部講師「ロシア経済事情」。著書に『ロシア闇の大国』『プーチンの帝国』(いずれも草思社)がある。

内容説明

膨大な石油、天然ガス…ウクライナ危機の原因もロシアの「強欲な利権構造」にあった!三十年余にわたりソ連・ロシアの深部を観察してきたジャーナリストがプーチン政権の国内外での壮絶なエネルギー利権闘争を描き、その反動で苦境に追いこまれた現状を浮き彫りにする。

目次

石油王ホドルコフスキーとエネルギー皇帝セーチンの対立―石油王の大統領選出馬を阻むプーチン一派
ガスプロムとロスネフチの対立―ガスプロム会長メドヴェージェフに追い込まれるセーチン
メドヴェージェフの台頭―プーチンの側近グループ「シロヴィキ」への対抗
牙をむきはじめたロシアの資源ナショナリズム―ガスプロム、サハリンのエネルギー開発権の奪取に乗り出す
二つの暗殺―「反プーチン」を掲げる二人の死の謎
大統領プーチンの後継をめぐる政治闘争―シロヴィキの内部分裂と反シロヴィキの逆襲
「縁故資本主義」の主役たち―KGB出身者とその友人による過剰な利権確保
メドヴェージェフ外交と米ロ関係の「リセット」―ミサイル防衛計画、核軍縮問題の進展
首相プーチンの関係者の相次ぐ逮捕・解職―大統領メドヴェージェフによるプーチン人脈の追い落とし
双頭の取引―大統領メドヴェージェフと首相プーチンの“職務交換”
激化するエネルギー主導権争い―ロスネフチの挽回策とガスプロムの後退
ロシアのウクライナ、グルジア外交―プーチンの失敗とメドヴェージェフの成功
米ロの衝突、マグニツキー事件―あるロシア人弁護士の獄死が引き起こした緊張関係
二人の「反プーチン」―腐敗追及ブロガーのナヴァリヌイとプーチンの恩師の娘クセニア
プーチンの落日―閣僚の相次ぐ汚職、自身の愛人問題、経済低迷

著者等紹介

江頭寛[エガシラヒロシ]
1944年神奈川県生まれ、東京外国語大学ロシア語科卒業。70年日本経済新聞社入社。81年から4年間モスクワ特派員。国際部編集委員などを経て2007年退職。関東学院大学経済学部講師「ロシア経済事情」などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

15
石油やガス等の天然資源に依存するロシア経済とオリガルヒ、まだ元気だったメドベージェフとプーチンの確執等を記した2014年刊の本。表紙のプーの顔が今と全然違ってて、重力に負けてないのに驚いた。筆者はプーはもう終わりだぜという感じで書いてるんだけど、まさか8年後の今、まだまだ下があったとはといった感じ。2022/05/29

人生ゴルディアス

4
とても面白かったが、名前がややこしすぎる……。人脈によって辿られるこの手の利権構造って実際にはどの程度正しいのだろうかわからないが、その分野に何の知識もないはずの人たちが偉くなったりするのを見ると、本当にあるんだろうなあ、とか。ただ本書を今読んで感じるのは、この時のロシアと米国の争い(と著者が記すロシアのひどさ)って、まだ「まとも」で「お行儀がよかった」んだなと思う。トランプが狂人すぎるので(思い付きでイランの要人を暗殺したり)、完全に影が薄くなっている。2020/03/11

Norrick

0
著者のロシアものは、ウクライナ紛争以前のものを読んでいたが、本書でウクライナで起きた件、プーチンとメドベージェフの確執について、より知ることができた。2015/02/28

Yuichi Saito

0
★★2014/10/02

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