なぜ韓国は中国についていくのか―日本人が知らない中韓連携の深層

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なぜ韓国は中国についていくのか―日本人が知らない中韓連携の深層

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794220493
  • NDC分類 319.210
  • Cコード C0031

出版社内容情報

なぜ朴槿恵大統領は反日政策を掲げるのか?中国文化圏へと回帰しつつある韓国の危うい未来を予見する。日韓関係再考のための必読書!

なぜ朴槿恵大統領の「歴史認識」批判の矛先は、中国と血を流し合った朝鮮戦争をスルーし、35 年間の日本の統治時代に集中するのか。国交正常化直後に江沢民中国との対日歴史共闘を声明した金泳三から遡って、古来韓中の複雑な関係と地理的条件の中に「反日」の起源を探り、中国文化圏へと回帰しつつある韓国の危うい未来を予見する。日韓関係再考のための必読書!

G2時代の選択、米国か中国か
中国は台湾以上に古くからの「友邦」
国交正常化で激増する中国人入国者
日本人は観光客、中国人は居住者・就業者
二つの期待、北の核問題解決と巨大市場
ビジネスモデルは「日本複製」
中韓貿易、逆転の兆し
韓国を「過大評価」する日本人……

【著者紹介】
1963 年横浜生まれ。筑波大学大学院地域研究研究科東アジアコース修了。訳書に『「偉大なる将軍様」のつくり方』『金大中 仮面の裏側』、共訳書に『親日派のための弁明』。『日本統治時代を肯定的に理解する』『ある朝鮮総督府警察官僚の回想』に編集協力。

内容説明

韓国の「日本軽視、中国重視」があらわになっている。就任いらい歴史認識をとりあげて日本批判を続ける朴槿恵大統領だが、夥しい血を流し合った朝鮮戦争を俎上にのせて中国を非難したとは聞かない。だがこれは、ひとり現政権のみの姿勢ではない。「韓国人の日本観」をテーマに、20余年来の韓国の変化をみつめてきた著者は、国交正常化を画期として韓国の中間傾斜が一気に進んだと指摘。35年間の日本統治を圧倒する2000年におよぶ歴史の紐帯に鑑みれば、中韓連携は“自然の摂理”であり、こんにちその核心は対日共闘にあると説く。東アジアに出現したこの新たなパワーに日本はどう対処すればいいのか。「中国」という要素を加えて捉え直した瞠目の日韓関係論である。

目次

1 加速する中国への傾斜(朴槿恵大統領の訪中履歴;中韓関係の節目、国交正常化;北朝鮮核危機と金泳三の訪中)
2 中韓連携の宿命(江沢民との「歴史共闘」)
3 日韓関係の実相(日韓併合時代とはどういうものだったのか;韓国を見誤る日本人)

著者等紹介

荒木信子[アラキノブコ]
昭和38(1963)年生まれ。61(1986)年、横浜市立大学文理学部国際関係課程卒業。平成4(1992)年、筑波大学大学院地域研究研究科東アジアコース修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ZEPPELIN

7
データや証拠を示しながらの冷静な文章で、学ぶことが多かった。国交回復の頃は中国に対して優越感を持っていた韓国が、中国が急成長し、反日で共闘するようになる頃からは完全に立場が下になった様子が見て取れる。多少の例外の時期はあるとはいえ、遥か昔から中国という長いものに巻かれてきたのが韓国。日韓併合時も、日本という長いものに巻かれた韓国。そういう歴史の国であり、日本と比べて韓国が巨大な国であるという妄想はやめるべきであると指摘する著者。国外の情報に対する我が国の分析力の低さは、いつ改善されるのだろうか2015/08/18

がんぞ

3
1980年「(第一次)教科書問題」(「侵攻を進出と書き換えた」と誤報された)が勃発したとき、韓国は中国に便乗して「戦争責任を反省していない」日本を非難した(明らかな内政干渉に反発は大きかったが「日中友好」を重視した結果、検定に『近隣条項』が付与された)、言うまでもなく「愛する」より「憎む」方がたやすい。愛憎入り交じった関係であった日韓に「愛」が欠落していった/1992年、冷戦終結で(「反共」の国是、人民軍侵略の記憶で相容れなかった)中国になびき国交、台湾に「金曜午後五時」断交通告し月曜に財産を接収する非礼2014/07/07

きっしょう

2
長い歴史を丹念に解析すれば韓国のことがよくわかる。わかりやすく纏まっているので納得の内容。そもそも韓国に対し日本人の感覚で「話せばわかる」などと期待してはいけない。 個人的意見だが日本は対中国に外交力(ちょっと弱いけど)を集中するほうが効率的で、まともに韓国の言い分に取り合う必要性を感じていないのだが、本書を読んで、増々その思いを強くした。2014/07/26

yomihajime

2
尖閣、南シナ海と中国が近隣の領土領海を脅かす存在としてこの地域の問題になりつつあるが、韓国はバランサーとしてやり通せるという自信はあるのだろうか。中韓連携で歴史カードを振りかざしても日本、特に国民はさらにネガティブな反応しかしなくなるだろう。ひいては日韓の経済や文化交流にも甚大な影響を与えるはずだ。もはやかつての韓国ではない。日本は肝に銘ずるべきだろう。2014/06/19

Fumi Kawahara

1
イデオロギーに凝り固まると自縄自縛に陥って国家運営が行き詰まる。日本否定は近代化否定。近代化とはつまり、西洋化。それを否定するならば、元の”中華”に倣う他なく。過酷な隷従を強いられても、それしか知らんのですな。そんなことより、日支事変勃発後、朝鮮での民族運動や共産主義活動(この二つ、結びついていたようで)がぴたりと止み、朝鮮内が平静になったって総督府は内地に報告しているようですが・・・それって、「日本を南下させるという目的を達成したから」でわ?と倉山史観で穿った見方をしてみる(^_^;)2014/11/01

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