声に出して読みたい古事記

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声に出して読みたい古事記

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794220387
  • NDC分類 913.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「臣安萬呂言す(やつかれやすまろまおす)」で始まる『古事記』は原日本語が混ざりこんでいる不思議な書物である。最古の日本語の書であり、古来研究の対象になってきた。天岩戸伝説からヤマタノオロチ、因幡の白ウサギなど、誰でも知っている有史以前の日本の伝承。原語で読んでこそその面白さが倍加する。「声に出して読みたい日本語」シリーズの最新刊。

1 神々の誕生
2 大八嶋国の誕生
  イザナギとイザナミ
3 黄泉の国めぐり
4 天照大御神の誕生
5 天の岩屋戸隠れ
6 蚕と穀物の種
7 ヤマタノオロチ伝説
8 因幡の白ウサギ
 など

【著者紹介】
一九六〇年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。明治大学文学部教授。二〇〇一年刊行の『声に出して読みたい日本語』(草思社、毎日出版文化賞)はベストセラーとなった。近著に『声に出して読みたい志士の言葉』(草思社)『雑談力が上がる話し方』(ダイヤモンド社)がある

内容説明

大活字総ルビで、日本語の源流を味わう。日本人の感性が言霊となって躍如する壮大な物語。

目次

乾坤初めて分かれて参神造化の首と作り
独り身の神々の誕生―みな独神と成り坐して、身を隠したまふ。
イザナキとイザナミ、国を生む―身の成り合はぬ処に刺し塞ぎて、国土を生み成さむ
イザナキ、黄泉の国をめぐる―吾と汝と作れる国、いまだ作り竟へず。故、還るべし。
アマテラスオホミカミ、禊ぎによって生まれる―左の御目を洗ひたまふ時に成りませる
天の右屋戸に隠れる―天照大御神、天の石屋の戸を開きて刺しこもり坐す。
スサノヲ、ヤマタノオロチを退治する―十拳の釼を抜き、その〓(おろち)を切り散りたまひし
オホクニヌシ、因幡の白兎を助ける―輾い転ばば、汝が身、本の膚の如く、かならず差えむ。
オホクニヌシ、四つの試練に耐える―逃げ出でます時に、その天の沼琴樹に払れテ地動み鳴りき。
アマテラス、国譲りを迫る―この葦原中国は、天つ神の御子の命のまにまに献らむ。
ニニギ、天から降る―竺紫の日向の高千穂のくじふるたけに天降り坐しき。
コノハナサクヤビメ、花の命は短くて―木花之佐久夜〓(び)売を使はさば、木の花の栄ゆる
山幸、海幸に勝利する―「この釣は淤煩釣、須々釣、貧釣、宇流釣」と云ひて、後手に賜へ。
神武天皇、東方へ一大遠征―なほ東に行かむと思ふ。
垂仁天皇、皇后の裏切りにあう―我を愛しと思はば、吾と汝と天の下治らさむ。
ヤマトタケル、熊襲を征伐する―西の方に熊曽健二人有り。その人等を取れ。
仁徳天皇、民の炊煙を望見する―国の中に烟発たず、国みな貧窮し。
カルノヒツギノミコ、道ならぬ恋の果てに心中する―我が泣く妻を昨夜こそは安く肌触れ
雄略天皇、待ちつづけた老女と再会する―徒らに盛りの年を過ぐししこと、是れいたく愛く悲し。

著者等紹介

齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法。著書に『宮沢賢治という身体』(宮沢賢治奨励賞)『身体感覚を取り戻す』(日本放送出版協会、新潮学芸賞賞奨励賞)など多数。『声に出して読みたい日本語』(草思社、毎日出版文化賞特別賞)がベストセラーとなり、日本語ブームを呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りんご

40
中1男子と一緒に読んでます。【「私の体に足りない部分がある」「私の体に余分な部分がある」「差し入れて国を生もう」】ってくだりで目を輝かせながら「これってセッ、、、!」言われた私も「違いない。セッ、、、、!」あなにやし、えをとこをセッ、、、!あなにやし、えをとめをセッ、、、!日本神話は無茶苦茶ですね。面白い。2023/12/14

しんしん

4
争いと平定、男と女、結婚と子孫誕生、支配と服従。 荒々しい神々が日本を統一していく様子を思い浮かべた。 2016/02/14

Sachi

4
図書館で借りたのであと少し時間切れで読み切れなかったですが、古事記ってこんなに面白い話だったのかと思いました。解説も分かりやすくおそらくこういう歴史背景があるからこういう話になっているんじゃないかなどの仮説が非常に面白いと思いました。 日本人のルーツに興味がわきますし古事記は声に出して読むことに価値があると思いました。2014/10/02

6haramitsu

2
いにしえの神話はエグい。。。神々と言っているが、それが現代人が思う神ではなく、ただの権力者という事がわかります。とにかく自由奔放というかやりたい放題、女性関係もゆるいし、殺し放題。まあ、中国史もそうですが、人間は残忍な面が強いなぁと思うし、思いやりの歌もあります。この玉石混交している状態が人間(神)ということですね。しかし、歴史物としてみると大和民族は大陸?からの移住者で出雲や隼人の土着民族を駆逐したことが推測される。我々日本人は何者だったのだろう。2016/12/06

ふゆ き

2
ちょっと声に出してみるシリーズが気になって、音読もしながら読了。本来は節回しがあるはずだけど、そこはわからないので雰囲気だけで。独特の言い回しが面白い。読み下し文なのでわかりやすく、なかなか破天荒な物語が多くてやっぱり面白い。 有名どころだけではあるけれど、解説もあるので背景や考察も含めてとにかくわかりやすかった。2015/01/24

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