怪しい駅 懐かしい駅―東京近郊駅前旅行

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怪しい駅 懐かしい駅―東京近郊駅前旅行

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  • サイズ B6判/ページ数 181p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794219961
  • NDC分類 686.53
  • Cコード C0095

出版社内容情報

井の頭線・神泉駅やJR鶯谷駅など、渋谷や
上野の喧騒の隣で、何かうら悲しさを漂わせ
る駅。西武是政駅や青梅線・白丸駅など東京
のはずれでときに忘れられたかのような駅。
駅の成り立ちや鉄道裏話などを交えてつづら
れる、東京探訪エッセイ。駅前ガイド付き。
村上健氏による駅前風景や駅舎等のちょっと
ユーモラスで味わいのあるスケッチ多数( カ
ラー)。

・井の頭線・神泉駅
 ――三業地として発達した面影
・渋谷駅――迷路のようになってしまった
・JR目黒駅
 ――なぜ、こんな谷底に作ったのか
・東横線・祐天寺駅
 ――駅の周りに石がごろごろ
・JR鶯谷駅
 ――ラブホテルや吉原へのタクシーなど
・東武浅草駅/東武線・大師前駅/総武線
・両国駅/京成立石駅/西武多摩川線・是
 政駅/青梅線・奥多摩駅/中央線・多摩
 湖駅など十六駅

【著者紹介】
一九五〇年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒。出版社勤務を経て著述業に。得意の分野は乗り物関係( クルマ、鉄道など)、俳句、漫画など。著書に『五反田駅はなぜあんなに高いところにあるのか』『貸本屋のぼくは漫画に夢中だった』( いずれも草思社刊) がある。

内容説明

なぜ、その駅に惹きつけられるのか。その怪しさか、懐かしさか。井の頭線・神泉、JR鴬谷、京成立石など、駅の成り立ちや鉄道の歴史、現在の見どころガイドまで、東京周辺の16駅を訪ね歩く鉄道エッセイ。村上健氏の楽しい風景スケッチ入り。

目次

西東京編(なぜ大石がこんなにゴロゴロしているのか―東横線・祐天寺駅;どうしてこんなに狭い谷間にあるのか―井の頭線・神泉駅;西口かそれとも東口か―東横線/目黒線・田園調布駅;懐かしのドアカットが見られる―大井町線・久品仏駅;なぜ、ここまで深く掘り下げたのか―山手線・目黒駅;銀座線へのアクセスがこうも悪い理由―副都心線・渋谷駅)
東東京編(ああ、堂々の頭端式プラットホーム―東武伊勢崎線・東武浅草駅;かつての栄光の名残りが駅舎に残る―総武線・両国駅;聖と俗の大パノラマが開ける―山手線・鴬谷駅;ひとつの単線に二輌編成ひとつだけ―東武大師線・大師前駅;戦後の駅前風景がしぶとく息づく―京成押上線・京成立石駅)
郊外編(ここはかつて遠足のメッカだった―中央線・相模湖駅;ヤミ米の運び込まれた流通ルート―都電・旧葛西橋停留所;「花の精」「無能の人」の舞台―西武多摩川線・是政駅;戦時中に山小屋風駅舎とはこれ如何に―青梅線・奥多摩駅;不遇の山水にたたずむ寒駅―青梅線・白丸駅)

著者等紹介

長谷川裕[ハセガワユタカ]
1950年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。出版社勤務を経て著述業に

村上健[ムラカミタケシ]
1951年大分市生まれ。1974年早稲田大学政治経済学部卒。広告プロダクション経営。絵の技法書編集をきっかけに水彩スケッチを始め、雑誌や個展、ブログで作品を発表し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

37
取り上げるのは東武浅草、鶯谷、相模湖など16駅。紙面の半分を占める挿絵が素晴らしい。古いモルタル建築の微妙に歪んだ感じがリアル。この歪みは電車や階段など、全ての絵の隅々に及ぶ。ゴチャッとした遠景も僅かに傾いており、妖しい迷宮のようだ。松本大洋の描く風景に似ている。本文は鉄道のよもやま話が主体。鉄道好きでない私でも、馴染みの駅の話は面白い。長年見ている渋谷駅を未だに不可思議に感じる理由が少し分かった。全く日本の駅というのは、情実と成り行きで出来ているものだ。駅だけじゃないけど。それも悪くないけど。2020/04/11

ジュースの素

10
東京近郊の幾つかの駅の不思議を緻密で美しいイラストと共に紹介している。神泉の駅の立地の不思議さは都心ならではの理由もあり面白い。 列車の長さとホームの長さが合わなかったり妙な段差があったり。でも作り変えるのは大仕事だし。 ブラタモリを地で行くような読後感があった。こんな本、たまにはいいなぁ。2018/11/14

見もの・読みもの日記

2
東京周辺の16駅の歴史と見どころを紹介。東京育ちの私は、子どもの頃の記憶(急行の出発する両国駅)や学生時代の記憶(渋谷駅周辺)を刺激された。変わり続ける東京の駅の、ひとときの姿を写したスケッチも楽しい。2018/03/09

yonet35

2
以前、同作家の「五反田駅はなぜあんなに高いところに」を読みました。五反田より、こちらの方が面白かった。両国駅の章で、東京駅は女々しく、上野駅はいさぎよいという例えの表現が良かった。村上健さんの絵が最高。祐天寺に石を見に行ってみたくなった。図書館で借りたが良かったので買った。2016/09/15

東雲しのの

2
東京の駅はかくも楽しい。ちょっと「濃い」駅には人情味があふれている。怪しさ、懐かしさ。ふらりと散歩に行きたくなった。聖と俗が線路を挟んで対峙する鶯谷駅のエッセイには長年の謎の答えがかかれていた。2013/12/03

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